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ベジクルのたてのです。

今回の旬の話題は「たけのこ」です。
たけのこは鮮度が大事なので国産が出回るこの時期がオススメ。

たけのこは地面に出てきたものを収穫するイメージがありますが、それはたけのこ狩りの話で…
プロの生産者さんはまだ地中にあるものを掘り起こして収穫します。
1メートルほど掘ることもあるようで結構重労働なんですよ～
そうして収穫されたものが上質なたけのことして出荷されています。

特に名産地と言われている地域では「たけのこ作りは山作り」を実践されています。
収穫の時期だけではなくて、一年を通じて山の整備をしながらたけのこの成長を見守ります。
それだけ手塩にかけて育てているので高価なのも頷けます。

穂先の黄色いものが良いとされていますが、それは外気に触れていないので柔らかいからです。
中には白子たけのこと呼ばれ、幻のたけのことされ特に高値で取引されるものも。
先が緑色だったり黒かったりするものは少し収穫時期を逃しているので固くなります。

アク抜きは一般的に米糠と唐辛子で湯掻きますが、米の研ぎ汁や少量の生米でも代用可です。
固くなっているものは重曹でアク抜きすると使えますが、風味も損なうのでご注意を。

旬のたけのこの香りは格別です。
ぜひこの時期にご利用くださいませ。