ベジクル野菜ニュース (2023年4月15日版)

2023.04.14
市場情報
ベジクル野菜ニュース (2023年4月15日版)
毎度ありがとうございます。
気づいたら4月ももう中盤。
筍はいまが出荷のピークです。
このさき、GWが明けると一気に初夏になりますね!
この先は初夏の野菜が旬をむかえます。
そら豆、とうもろこし、ズッキーニ、トマトなど
果菜類と呼ばれる、「果実を食べる野菜」が美味しい時期です。
今週は少し季節の先取りをして、初夏の野菜やフルーツをご案内します。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
目次
今週の大田市場、野菜価格は高くなりました。
冬の産地が終盤となり、冬の産地からの入荷総量が減っております。
今週の大田市場は幅広い品目でプチ品薄状態になっており、
安値水準から一転、少し強気の相場に。
貯蔵系のお野菜も品薄の上
産地を選ばないとハズレを引くので、目利きが欠かせない時期です。
この先、気温が安定していれば
次第に入荷量も増えていき、相場は下がってきます。
高くなった野菜
・玉葱
・人参
・長ねぎ
・キャベツ
・レタス類
・しし唐
・茄子
一部の野菜が高くなってしまうと
他の野菜の価格にまで影響してしまいます。
残る貯蔵系野菜は
・寒玉キャベツ
・じゃが芋
・メークイン
・赤たまねぎ
この先、じゃが芋、人参も順次新物に切り替えていく予定です。
人参は新人参になると一回り小さくなってしまうので
ギリギリまで貯蔵系の人参(ヒネ系)でお出しする方針です。
GWの前は少し心配なところです。
これから旬をむかえる初夏の野菜
そら豆
そら豆はこれから近在産地にシフトし、出荷のピーク時期にはいります。
シンプルに塩ゆでだけするのでも美味しいですね。
グリルで焼いたり、かき揚げにしたりするのも◎。
水なす
皮が柔らかく、生で食べることのできる水なすは
サラダや自家製の浅漬けなどに幅広くつかえるのでおすすめ。
加熱してもトロトロになり、もちろん美味しいです。
万願寺とうがらし
唐辛子といっても、全く辛くないのがこちら。
じっくり火を通すと甘くなるので
「ほんのり甘いピーマン」といった感じです。
油との相性がいいので、調理法は天ぷらがおすすめです。
4~5本入の100gPKをご用意しておりますのでお試し下さい。
フルーツトマト(アメーラ)
フルーツトマトといえば安定のアメーラトマト。
1箱でもご用意しておりますが、3個単位でのPKもご用意しております。
お値段はお安くはないですが、納得の「濃い味」がするトマトです。
新玉ねぎ
水分たっぷりの新玉ねぎはいまが一番美味しい時期。
1玉からご用意しておりますので、お料理のアクセントにお試しいかがでしょうか。
今年は、貯蔵玉葱が高値のため新玉ねぎまで例年よりも高い相場です。
ズッキーニ・黄ズッキーニ
ズッキーニは夏の野菜。
初夏からだんだんと入荷量が増えて安くなってきます。
皮が黄色い黄ズッキーニも安定入荷しています。
お料理に華やかな印象を添えるお野菜です。
本わさび
気温が25℃を超えてくると、ワサビがよく売れます。
・50gサイズの小サイズ
・100gサイズの大サイズ
二種類のサイズをご用意しております。
とうもろこし
真夏に入荷のピークをむかえる「とうもろこし」。
現在の大田市場では少しずつですが入荷が増えてきています。
1本単位でご用意できるので是非。
タイマンゴー
フィリピン産のペリカンマンゴーよりも二回りくらい大きい
タイマンゴー。
サッパリとした甘さが人気です。
アップルマンゴー
濃厚な甘さが特徴のアップルマンゴーも5月以降、入荷が増えてきます。
デザートメニューやドリンクメニューにご活用ください。
メロン
メロンも入荷が増えてきました。
ツルのついている「マスクメロン系」
リーズナブルな「アンデスメロン系」
赤肉メロンも入荷がスタート。
編集後記…
これからの時期は玉葱、じゃがいもの新物切り替えの「端境期」。
品薄になり、お野菜の品質も不安定になるので難しい時期です。
新物は水分が多くて美味しいのですが、食品加工には不向きな面もあります。
忘れられないのは2022年の玉葱ショック!!
昨年は玉葱がピンチでした!
過去最高の20kgで8000円…kg400超の
北海道産の玉葱は今まで見たことのないくらい高騰した値段で推移。
お客さまにもご不便をおかけして心苦しい限りです。
玉葱が高かった理由は「2021年の夏の天気」が原因でした。
一昨夏の北海道産は記録的な干ばつ&高温だったため
玉葱が肥大せず、収穫量が例年の76%と大凶作。
(赤たまねぎも同じく北海道産ですので同様に…)
更に追い打ちをかけるように、中国産の輸入玉葱が
コロナのロックダウンの影響で全然入ってこないことに。
ベジクルはお蕎麦屋さんやラーメン屋さんのお客さまも沢山いらっしゃるので
長葱・玉葱の使用量がとんでもなく多く、
かき集めるのに奔走した日々が忘れられません。