ベジクル野菜ニュース (2024年4月13日版)

2024.04.13

市場情報

ベジクル野菜ニュース (2024年4月13日版)

毎度ありがとうございます。ベジクルです!

桜は散ってしまいましたが、ようやく気温も安定して一安心です。

 

春野菜の王様「筍」は今が出荷のピークになりました。旬の味覚を存分に楽しめる季節ですね。

 

GW明けには初夏の訪れを感じるでしょう。

初夏と言えば、そら豆、とうもろこし、ズッキーニ、トマトなど、果菜類の美味しい時期です。

今週は、少し季節を先取りして、初夏の野菜やフルーツをご案内します。ぜひ最後までご覧ください。

 

今週の大田市場では、野菜価格が高騰しています。

冬の産地からの入荷が減り、幅広い品目がプチ品薄状態です。

貯蔵系の野菜が特に目立ちます。

品薄の中、産地を選ばない目利きが求められる時期です。

この先、気温が安定していれば次第に入荷量も増えていき、相場は下がってきます。

高くなった野菜

・白菜
・人参
・キャベツ
・レタス類
・しし唐
・茄子

一部の野菜が高くなってしまうと
他の野菜の価格にまで影響してしまいます。

残る貯蔵系野菜は

・寒玉キャベツ
・じゃが芋
・メークイン
・赤たまねぎ

じゃが芋や人参は新物に切り替わる予定ですが、新人参は一回り小さくなるため、貯蔵系の人参(ヒネ系)を最後まで提供します。

GWの前は少し心配なところです。

 

 

初夏に向けて旬を迎える野菜やフルーツをご紹介します

 

そら豆

そら豆はこれから近在産地にシフトし、出荷のピーク時期にはいります。

シンプルな塩ゆでや、グリルで焼いたり、かき揚げにしても美味しいですね。

水なす

水なすは皮が柔らかく、生でも食べられるのが特徴。
サラダや自家製の浅漬けなどに幅広くつかえるのでおすすめ。
加熱してもトロトロになり、もちろん美味しいです。

 

万願寺とうがらし

万願寺とうがらしは辛みがなく、じっくり火を通すと甘みが引き立ちます。天ぷらなどにお試しください。
じっくり火を通すと甘くなるので「甘いピーマン」

油との相性がいいので、調理法は天ぷらがおすすめです。
4~5本入の100gPKをご用意しておりますのでお試し下さい。

 

フルーツトマト(アメーラ)

アメーラトマトは、しっかりとした味の濃さが特徴です。

1箱でもお求めいただけますが、3個単位のパックもご用意しています。

価格はやや高めですが、その価値は納得の「濃厚な味わい」にあります。

 

 

新玉ねぎ

水分たっぷりの新玉ねぎが、今が旬の時期です。1玉からお求めいただけますので、料理のアクセントにぜひお試しください。ただし、昨年は貯蔵玉葱が高値のため、例年よりも高い相場でしたが今年は安めです。

 

ズッキーニ・黄ズッキーニ

ズッキーニは夏の野菜。

ズッキーニは、夏の代表的な野菜として知られています。初夏から徐々に入荷量が増え、価格も安定してきます。また、皮が黄色い黄ズッキーニも安定入荷しています。お料理に華やかさを添える一品です。

 

本わさび

 

気温が25℃を超えると、わさびの需要が高まります。

・50gサイズの小サイズ
・100gサイズの大サイズ

二種類のサイズをご用意しております。

 

 

とうもろこし

 

真夏に入荷のピークをむかえる「とうもろこし」。
現在の大田市場では少しずつですが入荷が増えてきています。

1本単位での配送が可能ですので、ぜひお試しください。

 

 

タイマンゴー

ペリカンマンゴーよりも大きいタイマンゴーが入荷しました。

サッパリとした甘さが特徴です。

 

アップルマンゴー

濃厚な甘さが魅力のアップルマンゴーが、5月以降に入荷予定です。

デザートやドリンクにご活用ください。

 

メロン

メロンも入荷が増えてきました。

ツルのついている「マスクメロン系」
リーズナブルな「アンデスメロン系」

赤肉メロンも入荷がスタート。

 

 

編集後記…

これからの時期は玉葱、じゃがいもの新物切り替えの「端境期」。
品薄になり、お野菜の品質も不安定になるので難しい時期です。

新物は水分が多くて美味しいのですが、食品加工には不向きな面もあります。

忘れられないのは2022年の玉葱ショック!!
昨年は玉葱がピンチでした!

過去最高の20kgで8000円…kg400超の

北海道産の玉葱は今まで見たことのないくらい高騰した値段で推移。
お客さまにもご不便をおかけして心苦しい限りです。

玉葱が高かった理由は「2021年の夏の天気」が原因でした。
一昨夏の北海道産は記録的な干ばつ&高温だったため
玉葱が肥大せず、収穫量が例年の76%と大凶作。
(赤たまねぎも同じく北海道産ですので同様に…)

更に追い打ちをかけるように、中国産の輸入玉葱が
コロナのロックダウンの影響で全然入ってこないことに。

ベジクルはお蕎麦屋さんやラーメン屋さんのお客さまも沢山いらっしゃるので
長葱・玉葱の使用量がとんでもなく多く、
かき集めるのに奔走した日々が忘れられません。