大田市場の野菜ニュース (2023年1月14日版)

2023.01.14

野菜通信

大田市場の野菜ニュース (2023年1月14日版)

毎度有難うございます。
寒い日が続いておりますね。

氷点下になることもあり、野菜の一部は
少し品薄になってきております。

入荷量は少ない水準ではありますが
コロナの影響もあり引き合いが弱まっているため
相場は比較的安定しております。

ご安心ください。

また、季節のあしらいは「白梅」がおすすめ

(紅梅や桃の枝も入荷はありますが、まだ不安定で欠品リスクがあります)

 

今週の大田市場、野菜相場は下がりました

今年は冬の前半が暖かく天気が良かったため、
野菜の多くが前倒し出荷されていました。

しかし12月中旬からの寒波の影響を受けて
年末あたりから入荷数量が激減。

年が明けて引き合いが弱く相場を押し上げるパワーがないのですが、
さすがに入荷量が足りなさすぎるという事態です。

例年より安い相場となっておりますがジワリと野菜が高くなっています。

レタス
長ねぎ
水菜
ほうれん草
春菊

 

また、寒くなると果菜類が高くなる異傾向にあり
下記アイテムはやや高値をキープ。

茄子
きゅうり
ピーマン

主力産地の日照不足が主な原因ですが
果菜類は生育に日数が必要です。

①苗が大きくなって
②花が咲いて
③受粉して
④実が大きくなる

④の段階で寒さが影響して
生育が鈍っているというのが現状です。

例年の相場データを見る限り
この先の2月は、茄子、きゅうり、ピーマン、赤ピーマンなど夏野菜系が
非常に品薄になる見通しです。

また旧正月の影響で品薄になる品目があります

・パプリカ
・金針菜

などは旧正月の需要があるため品薄になります。
ご注意下さい。

 

 

冬のうまい野菜をセレクトしました。

市場には山菜をはじめ春の野菜が増えているのですが
暦が春に変わるまでは冬野菜を中心にご紹介させて頂きます。

山菜や春野菜をお探しの方は先日のブログをご覧くださいね。

 

 

下仁田ネギ(入荷ない場合は上州葱で代替えします)

寒い今の時期こそ美味しい下仁田ネギ

最近は寒さの影響で葉っぱが黄色く変色しているものが増えています。
葉先が枯れているのは霜に当たった証拠です

鮮度が悪いのではないので、ご安心下さいませ!

1月末を目処に入荷が終わってしまいますので
上州葱にて代替えする可能性がございます。

 

京春菊

京春菊

京春菊は柔らかくて美味しいです。
「おたふく」という品種のもので
エグみや筋っぽさが少なく生でも食べられるのが特徴です。

冬の春菊サラダなんていかがでしょうか。

ちじみほうれん草

 

寒くなると美味しくなる「ちぢみほうれん草」で肉厚で甘いのが特徴です。

とき色ひらたけ

秋が旬のイメージが強いキノコですが、
冬もお鍋や天ぷらで大活躍です。
ピンクのキノコはインパクト大きいので「映える」お野菜ですね。

かぶ

冬の寒さが美味しさを加速させています。
特に根菜類。
大根もおいしいのですが、蕪をご案内。
大根おろしのようにして汁に入れると独特のとろみが出て美味しいです。
先日は天ぷらで食べましたがコレもまた旨い。
是非お試し下さい。

かき菜

菜花とも呼ばれることがありますが、間違える可能性があるので
弊社では「かき菜」という商品名称で取り扱っております。
サッと油炒めしても美味しいし、天ぷら、お浸し、パスタと
和洋中問わず季節を感じる野菜です。

メロゴールド

一品くらい果物を紹介して欲しいというリクエストから
輸入のメロゴールドをご案内してます。
見た目は大きなグレープフルーツなのですが
中の薄皮が非常に剥きやすく分担のように綺麗に剥けます。

 

来週の特売になります

・下仁田ネギ    100円
・かぶ       150円
・とき色ひらたけ  200円
・ちじみほうれん草 200円
・メロゴールド   200円