ベジクルの野菜ニュース (2023年8月27日版)

2023.08.27

野菜通信

ベジクルの野菜ニュース (2023年8月27日版)

毎度ありがとうございます。ベジクルです!

お盆明けから水菜、ほうれん草を中心とした葉物野菜の入荷が激減しており
久しぶりにモガイているなと感じております。

実は、モガキというのは市場業界の用語でして、
商品の入荷量が全然足りなくて“もがきまわる”というのが語源のようです。

今週、バイヤーは産地に行ってきました。

野菜が品薄になる際には産地に足を運ぶことを大事にしています。
現場で何が起きているかを届けるのがベジクルの仕事。

こちらの農園では水菜やハーブ類を中心に生産していますが、
高温多湿の影響で虫や病気が多く発生しているようです。

傷みが多く畑での廃棄が増えているので、入荷は少し厳しい状態が続きそうです。

 

今週の大田市場、野菜相場は高くなっています。

夏の後半に差し掛かり、蓄積されたダメージが出ています。
暑さに弱い根菜や葉物野菜だけでなく
来週はトマトが品薄になりそうな雰囲気。

品物の確保に追われて、大田市場内でもピリピリとしたムードを感じます。
モガキの時こそ八百屋としての本質が試される時。
期待以上の仕事ができるよう最善を尽くします。

高い野菜

・ほうれん草
・水菜
・春菊
・長ねぎ
・ハーブ類
・パセリ
・パクチー

特にハーブとパセリの仕入れが高いですね。

今週は価格の変更がない野菜もありますが
来週以降は少し状況が変わりそうな雰囲気。

・サニーレタス
・グリーンカール
・レタス

など幅広い品目が品薄になる見通しです。

この先9月に入ると産地の切り替えも控えており
2週間程度はこの状態が続く可能性があります。

価格、品質とご不便ご迷惑をおかけしますが
ご理解いただけると幸いです。

一部の野菜は少しですが安くなっています。
ご安心ください。

・キャベツ
・れんこん

高値のときは中国野菜

毎年この時期から野菜が高くなります。
一部商品ではございますが、中国の安めの野菜がありますので
ご検討してもらえると幸いです。

価格は国産品の半額近くでお出しできるのですが、
やはり品質は国産から比べると劣る部分があります。

小さな傷があるケースが多いのですが、原価率削減にはお役立ちできるので
お試しになってください。

・中国産ムキ玉葱  1kg 150円
・中国産人参    1kg 100円
・中国産長ねぎ   1本 50円 

(来週のみの特別価格です!)

 

秋の味覚が続々と登場してきました!

毎年大人気の銀杏も入荷してきました。
2L、3Lとお客様のご要望に合わせたものをご用意しております。

銀杏は9月後半になると藤九郎という大粒系の品種が入荷してくるので
そこがピークです。

イガ栗は飾りです。
「レジ脇に置くとお客様とのコミュニケーションに使える」と
毎年ご注文を頂戴しています。

食べられはしませんが、野菜を使ったコミュニケーションに是非お使いください。

 

茄子が美味しい時期です。

生食ができる「水なす」をはじめ、イロイロな種類の茄子が揃っています。

今週のおすすめは「赤なす(ヒゴムラサキ)」

約30センチの大ぶりな茄子です。
柔らかくアクがないので使いやすい茄子です。
焼き物や揚げ物、パスタなどに幅広く使えるのでおすすめ。
特売をご用意しております。

 

松茸も入荷スタート🍄

 

中国産で1pk 1000円強でご納品できそうです。
もし使いたいというお客さまはベジクルまで直接ご連絡をいただけると幸いです。
電話、LINEどちらも対応可能です。

 

 

果物は人気のシャインマスカットといちじくを特売でご用意いたしました。

 

これからが旬の「いちじく」は香りが良いのでデザート以外にも
天ぷらやサラダも相性がいいです。

来週(8/28~9/3)の特売は下記をご用意いたしました

・ゴーヤ
・ズッキーニ
・茗荷
・えりんぎ
・シャインマスカット

 

 

編集後記

いよいよ、季節の変わり目。
夏→秋の切り替わりでは「キノコ」が人気につき品薄になります。

ベジクルは約20種類のキノコを取り扱っておりますので
来週以降はどんどんご紹介してまいります!

ピンクのキノコや黄色いキノコ、色や形が個性的なものから定番品まで。
ご興味があればカタログもございますので遠慮なく申し付けください。

 

 

洋梨の入荷がスタートしました。

有名なラ・フランスはまだ入荷がありません。
今の時期のものは取り扱いが難しいので、ラ・フランスの入荷次第
特売をご用意させていただきます。

 

北海道産へ野菜の産地視察へ行ってきました。

玉ねぎの状況を確認しに北海道まで行ってきました。
今年は前半は好調、年が明けてからの後半に少し懸念ありですが
昨年のような異常な高値はなさそうで一安心。

見渡す限りの畑で、数キロ先までが見通せる十勝平野。
写真は大豆の畑です。

 

こちらの背の高い茂みは、長芋の畑。
10月頃に収穫を予定しているそうです。

 

ジャガイモや玉葱はほとんど収穫済みで、農家さんの倉庫内に
300kgの鉄コンテナに入っております。
収穫期にけっこうな雨が降ったので、乾燥させても、
その後に影響がでる可能性があるようです。

晩成品種は注意が必要との見通しです。