大田市場の野菜ニュース (2024年5月13日版)
2024.05.13
市場情報
大田市場の野菜ニュース (2024年5月13日版)
毎度ありがとうございます!ベジクルです!
連休が明けて野菜の入荷量が安定しました。
目次
今回は北海道の産地レポート
今週は北海道の産地情報のご案内からスタート🥕
見渡す限りの広大な畑では、農作業の真っ最中。
北海道はとにかく畑の面積が広いのが特徴です。
東北、北海道は苗の定植時期です。
今週の大田市場の野菜相場は高値に
GWが明けたこの時期は生産者さんが田植えを優先してしまいます。
そのため野菜の収穫が後手となり、入荷数量は微増の状況です。
雨が多く日照時間が少し足りていないのが気になるところですが、
葉物を中心に安い品物も多く、高い価格帯ではありませんので
ご安心いただければと思います。
安くなった野菜
サニーレタス
レタス
トマト
ミニトマト
来週以降は、入荷量が増えて野菜の価格は安くなる見通しです。
■「キャベツ」「大根」が品薄に
今年は2月後半に急に気温が低下したことも影響して
キャベツ・大根の産地リレーがうまくいっておりません。
■「れんこん」が品薄に
端境期にあたり入荷が激減しており、
モガいています。
来週のうちに産地を切り替える予定ですが
ギリギリまで貯蔵を手配する予定です。
この先1kg 1800~2000円と高値になることが
予想されるのでご注意ください。
代替の提案として「れんこん水煮」をご用意しております。
■梅雨に入ると野菜が品薄になります。
高温多湿で日照不足の梅雨時期は
畑でカビ系の病気が発生しがち。
野菜の鮮度が下がる傾向にあり
値段も高くなるので、今のうちに対策をしています。
初夏に美味しい野菜
暑い日には水分たっぷりの野菜が欲しくなります。
夏野菜には体温を下げるカリウムが含まれており、
カリウムがたっぷり含まれている「トマト」がより美味しく感じます。
トマト
ベジクルのこだわり。
産地を選定している自慢の美味しいトマト。
つやつやで美味しそうです。
(栃木産が中心です)
大量にお使いになるお客様にはケース売りの
トマトもご用意しました。
黄ミニトマト
通年で入荷しているイエローミニトマト。
メニューをカラフルにするのにご活用ください!
今週のカラフル野菜
カラフル野菜BOXには
今週から皮付きヤングコーンが仲間入り。
水なす
ミニアスパラ
アイスプラント
皮付きヤングコーン
スイスチャード
旬のフルーツをご提案
「フレッシュフルーツのドリンク」が美味しい季節。
今年はスイカをはじめフルーツが美味しい年です。
お得な特売もご用意する予定です。
ぜひお試しください
小玉すいか
甘みが乗ってきました!
ドリンクメニューにもお試しください。
大玉もお得に出せるので生搾りジュースに◎
赤肉メロン
メロンはこれからが旬です。
写真は茨城産の赤肉メロン。
国産のアンデスメロンも入荷しています。
国産が目立ちますが、、
輸入のハネジューメロンは安くて味が乗ってウマいです!
アメリカンチェリー
今年は円安の影響で安くなりにくいとの情報です。
ピーチパイン
沖縄産、芯まで美味しいパイナップルはいかがでしょうか~
季節限定のピーチパインはほんのり桃の香りがするパインです。
入荷がない場合にはスナックパインにて代替えさせて頂くことがあります
国産マンゴー
国産マンゴーは高級品。
まだ1PK2000円近くする価格です。
完熟アップルマンゴー(メキシコ産)
輸入のマンゴーでも航空便でくる完熟物は十分おいしいです。
価格もお手頃でご用意できるのでぜひお試し下さいね。
(そのほか、タイ産の航空便マンゴーもご用意しています)
編集後記
今回は十勝、富良野と視察をしていきました。
概ね順調ですが、例年より苗が小さいものが多いのと
苗に傷みがあるものが散見されました。
この冷え込みだと生育が鈍るのも納得。
これからの生育に期待したいです。
またGW連休前に低気圧が通過したようで、
台風のような強風により苗に傷みがでているよう。
産地からは食品スーパー、加工メーカー、カット野菜工場や飲食店へとお野菜をお届けしています。
雪の残る大雪山。
冬の寒さです…
帯広の一部では先日大雨が降ったようで畑がレンガのような状態に。
こちらは長葱の苗です。
スーパーとの契約栽培で2反歩の試験栽培をしています。
収穫は9月頃を予定しております。
長ネギはKg単価も高めなので生産者さんの収入も多い野菜ではあるのですが
畑で栽培する日数が長いのが難点…
土寄せなどの作業もあるので手がかかるのですが、他の作物と時期が被らないので
この先、力を入れていく予定です。
スーパー向けの大根の畑です。
アスパラガスの畑です。
こちらはスーパー向けのじゃが芋の契約栽培の畑。
じゃが芋は「ジャガイモシストセンチュウ」という害虫が蔓延しており
九州も不作、北海道との産地切り替え時期は大騒動になると予想されています。
スーパー向けだけでなく、加工食品向けのじゃが芋もニーズが高まっているため
今年は契約栽培を強化し数量の確保をしています。
加工原料をはじめスーパー青果用の野菜の産直流通まで一気通貫でバリューチェーン構築を
しておりますので、関わる皆さまの幸せに少しでも貢献できるよう挑戦は続きます。
新しく業務用野菜の紹介サイトも作っております。お時間あればぜひご覧になってください!
https://vegepedia.jp/