東京都取引委員会でのレポート
2020.01.30
東京商組でのとりくみ
東京都取引委員会でのレポート
From池田将義
毎度ありがとうございます。
毎月恒例の東京都青果物取引委員会に参加してきました。
東京都の市場課長さんや
大田市場の東京青果をはじめ、
各荷受け会社、仲卸組合、買参組合が勢揃い。
大田市場の重鎮の皆さんが
入荷状況についての情報共有をします。
少し専門的な感じで申し訳ないのですが
お伝えさせていただきます。
野菜の入荷は暖冬の影響で全体的に前倒し出荷モード。
葉物、西洋野菜、根菜、葉茎野菜を中心に
例年に比べても潤沢で相場も少し低く推移している。
但し、西南暖地とよばれる冬のメイン産地である
四国、中国、九州地方においては
曇天による日照不足が影響している。
主にはきゅうり、茄子、ピーマン、トマト、
などの果菜類は高めで推移。
今後は前倒し出荷になっているため、産地が早めに切り上がる可能性が大きく
次の産地とのリレー具合によっては品薄になる可能性があり。
また、最近問題となっているコロナウイルスの影響で
中国産の玉葱、中国産の長葱の入荷に影響が出てくる可能性もあり懸念されている。
新型肺炎(コロナウイルス)の対策としてはインフルなどと同じく
手洗いうがいの徹底が大切だとのことです。
今年はオリンピックもあるので物流面では厳しい局面が続きそうです。
首都高速では通行量を30%抑制することを目標としているようで
青果市場関係者にも通達が来ました。
大田市場は羽田空港に近い場所なので要人来日などの影響も受ける可能性が高く
いかに早く仕事を終えて出発をするかが鍵になりそうです。
一つ一つを丁寧に、迅速に。
現場力が試されるいい機会だと考えております。