旬の野菜&フルーツ、仕入れのご相談はお早めに!
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お盆前後は、産地や天候の条件がちょっと変わるだけで、仕入れ価格がグッと動きやすい時期。今年は特に高温+干ばつの影響が各地でじわじわと出ています。ここからは、仕入れ担当の皆さんが押さえておきたい主要品目の状況をピックアップします。
関東や東北産が中心ですが、高温障害で花落ちが多発。入荷量が細っていて、特に盆前は引き合いが強い状況。盆明けも数量回復はゆっくりになりそうです。「揚げ浸し」「煮びたし」など定番メニューに使うお店は、早めの数量確保がおすすめです。
近県産は高温でダメージ大。品質が安定しているのは長野・岩手などの高冷地産ですが、それでも数量は限られています。今は1本あたりの単価がかなり高く、グリルやラタトゥイユ用で使うお店は、他の夏野菜との置き換え提案も視野に。
高原産地の収穫が進んで一時的に潤沢な時期も。ただ、品質が悪いものが多くく、使い切りにくい場面もあるかもしれません。お盆明けはやや落ち着く見通しですが「サニーレタス」「グリーンリーフ」の良品はやや品薄な状態が続く見通し。
干ばつで玉締まりが遅れている産地もあり、盆明け以降に価格上昇の可能性。鍋物シーズン前の仕込みや試作で使うお店は、今のうちに相場チェックを。
北海道・長野産がメインですが、収穫量はやや少なめ。しかも台風の進路次第で一気に相場が動く可能性あり。付け合わせや前菜での使用量が多いお店は、代替野菜のメニュー案を用意しておくと安心です。
お盆時期の果物は、産地リレーと需要の波が重なり、相場が大きく動く季節です。特にギフト需要と帰省による需要が高まる一方で、産地によっては高温や雨の影響で品質・サイズにバラつきが出ています。ケーキやスイーツ用の製菓用フルーツを扱う店舗は、このタイミングでの仕入れ計画が売上と原価を左右します。
福島や山形の主力産地は「川中島白桃」がピークに入りつつあり、糖度は高いものの日持ちは短め。ショートケーキやタルトに使う場合は、到着日から逆算して発注を。お盆中は価格がやや高止まりするため、コンポートやピューレ加工も選択肢に。
千葉・茨城の「幸水」が最盛期ですが、小玉傾向。パティスリーでは薄切りで飾るデコレーション用途に最適。ギフト需要が落ち着く盆明け以降は価格も少し落ち着く予想です。瑞々しさを活かしたジュレやゼリーにもおすすめ。
黒系(巨峰・ピオーネ)は甘みしっかり、露地シャインマスカットもスタート。特にシャインは粒の見栄えが良く、カットケーキやパフェの主役になります。高値傾向なので、粒だけの使用や他の果物とのミックスで原価をコントロール。
産地リレーの終盤に入り、大玉の価格はじわじわ上昇。夏祭りメニューやスイーツビュッフェに使うなら、今が仕入れのラストチャンスかも。カット売りやスムージーなど、ロスを減らす加工提案も有効です。
新物は「つがる」や「シナノリップ」など早生品種が出回り始め。酸味と甘みのバランスが良く、焼き菓子やアップルパイなど、製菓用フルーツとしても重宝します。暑い時期なので保存温度管理をしっかり。
果物は見た目や香りでお客様の購買意欲をぐっと引き上げます。特にケーキやスイーツ用フルーツは、色・形・食感の安定感が重要。この時期は、値動きだけでなく、納品日と販売タイミングをセットで考えるのがおすすめです✨
これからは松茸の入荷シーズンです。
中国産の150gパックで1800円スタートです。
来週以降、追ってご案内させていただきます!

お盆時期は、市場の開市スケジュールや産地の休みが重なり、「思った通りの量や品目が入らない」という場面が多くなります。今年のように天候の影響も重なると、例年以上に計画的な発注がカギになります。ここでは、この時期を乗り切るための3つのポイントを整理しました。
前年のお盆時期の発注量や売上データを参考にすると、今年の計画がぐっと立てやすくなります。
「昨年の発注量は多すぎたか」「あの品目は早めに売り切れたか」などを簡単にメモしておけば、翌年の改善に直結。ベジクルでは、お取引先向けに前年のお盆・年末年始・GWなど繁忙期の履歴データをご提供しており、数量の見極めや過剰発注防止に役立ちます。
連休前後は、農家さんも出荷をお休みするケースがあり、品目によっては出荷自体がストップします。
例えば一部の葉物や短命野菜は、連休中の在庫が持たず、入荷が途切れることも。事前に市場やベジクルに確認し、代替品や加工品の選択肢を準備しておくと安心です。
お盆期間中は、予想外の来客増や天候変化で、急に必要量が増えることもあります。
ベジクルでは現場が動いている限り、当日注文でも可能な限り調達してお届けしています。
「今すぐ欲しいけど、間に合わないかも…」と思っても、まずはご相談ください。小ロットや特定品目でも柔軟に対応します。
この3つを意識するだけで、お盆時期の“ヒヤヒヤ仕入れ”がぐっと減ります。計画と柔軟対応のバランスを取りながら、繁忙期を乗り切っていきましょう✨
お盆前後は、市場の休市日や臨時開市日が例年と違うため、入荷タイミングを読み間違えると仕入れ計画が大きく狂うことがあります。
特に今年(2025年)は、以下のようなスケジュールが予定されています。
8月11日(月・祝):臨時開市
8月12日(火)通常営業
14〜15日(金):市場休み
8月18日(月)〜:通常開市へ戻る
※地方市場(千葉・船橋・八王子など)や協力パートナー経由の仕入れは、このスケジュールと異なる場合があります。
盆休み明け直後(8/16〜18頃)は一時的な品薄高になりやすい
生産者側もお休みを取るため、収穫・出荷量が減少します。特に葉物や短命野菜は入荷が間に合わず、相場が跳ねやすい時期です。
臨時開市日(8/11)をどう活用するか
連休中にイベントや予約が入っている店舗は、この日を活用して追加仕入れをしておくと安心。鮮度管理に自信があれば、葉物以外の根菜・果物も早めに押さえておくのが有効です。
地方市場や協力パートナー経由は納期を前倒しで
ベジクルの直接便エリア外(例:八王子、立川、町田など)では、協力パートナーを活用した配送となります。市場スケジュールだけでなく、パートナー側の休業日も確認しておくことが重要です。
こうした情報を押さえておくことで、「あの野菜が入らない!」「仕入れが間に合わない!」というお盆あるあるを回避できます。
発注計画は市場休市日+配送体制の両方をセットで考えるのがおすすめです✨
ナス:高温障害で花落ちが発生し入荷少なめ。盆明けもタイトな供給が続く見込み。
ズッキーニ:長野・岩手産以外は高温の影響で品質低下。1本単価高止まり。
ピーマン:東北・高原産中心に安定。ただし連休明けに一時的な品薄の可能性あり。
オクラ:盆明けは生産者の休み&高温障害で値上がりリスク。
大玉トマト:高温で小玉比率が増加中。見た目は不揃いでも味は安定。
レタス:盆前は潤沢だが盆明け以降は徐々に数量減。大玉比率高め。
白菜:干ばつの影響で品質にムラ。1玉600円台も視野。
キャベツ:群馬・嬬恋産中心に安定。盆明けも大きな乱れなし。
サニーレタス/グリーンリーフ:お盆後半から品質低下と品薄傾向。
ブロッコリー:北海道・長野産中心。190円/玉超の高値圏。台風進路に注意。
じゃがいも:北海道産新物中心。台風の影響で納期ずれも発生中。
玉ねぎ:北海道産が安定供給中。価格はやや高めの推移。
大根:価格横ばいだが、盆明けに若干の上げがある可能性。
人参:九州・北海道産ともに安定。ただし連休明けは一時的に高値化の可能性あり。
もも:福島産「川中島白桃」が盆中ピーク。9月上旬から「さくら白桃」へ移行。
梨:千葉産幸水がピーク。小玉多めでギフト需要にやや不足感。豊水は20日頃から。
ぶどう:黒系ピーク、シャインマスカットは露地物スタート。製菓用は早め確保がおすすめ。
すいか:豪雨の影響で数量減。盆明け以降は価格上昇傾向。
りんご:長野産つがる・シナノリップが出回り開始。青森産は恋空からスタート。
マンゴー/ハウスみかん:安定入荷中だが価格はやや高め。スイーツ用は仕込み時期を前倒し推奨。
お盆前後の仕入れは、ただ相場を見るだけでは不十分です。産地の天候や市場の開市スケジュール、そして連休特有の入荷停止リスクなど、複数の条件が絡み合って動きます。
「去年の発注状況を振り返って、今年の発注に生かす」
「入荷が止まりやすい品目を事前に押さえる」
「足りない分は追加発注でカバーする」
こうした一手間が、ロスを減らして利益を守る近道です。
ベジクルでは、大田市場や地方市場の最新情報をもとに、お取引先さま専用で過去データや発注傾向のフィードバックも行っています。年末年始やゴールデンウィークなど、“まとめ買いシーズン”の改善にも活用いただけます。
せっかくの繁忙期、仕入れのストレスを少しでも減らして、提供する料理やスイーツにもっと集中できるようにしていきましょう😊
毎度ありがとうございます。業務用野菜のベジクルです!
気温がぐっと上がり、いよいよ「イタリアン向け初夏野菜の仕入れ」が本格スタートする季節となりました
今週の大田市場では、春の名残と初夏の走り野菜が交差する絶妙なタイミング。
紫アスパラガス・加賀太きゅうり・水なす・ズッキーニなど、イタリアン業態に人気の野菜が出揃いはじめています。
本記事では、今週の市況や相場感に加え、
「イタリアンに合う旬の野菜をどう仕入れるべきか?」
「業態別におすすめの野菜は?」といった疑問にお答えしながら、飲食店の仕入れ担当者向けに情報をお届けします
今週の大田市場は、全体としては落ち着いた安定相場。
ただし、野菜によって「まだ高値が続くもの」と「値下がり傾向にあるもの」がはっきりと分かれ、仕入れの見極めが重要な週となっています。
・たまねぎ:貯蔵品が終了し、新物への切り替え期に。小玉傾向や病害リスクもあり、価格は高止まり。
・じゃがいも:北海道産のヒネ物が終了し、新じゃがは水分多めで調理に注意。
・にんじん:新物は小ぶり傾向でロス率が高く、割安な中国産を仕入れ候補に入れるのも有効です。
・キャベツ・レタス・白菜:天候回復で出荷量が一気に増加。
・ナス・きゅうり・ピーマン:気温上昇で生育が進み、サイズ・品質ともに安定傾向です。
特にイタリアン向けの業務用野菜仕入れでは、今が注目の仕込みタイミング。
・紫アスパラ・ミニアスパラ・水なす・ズッキーニなどが安定入荷&価格も落ち着き傾向
・パスタや冷菜、前菜グリルなどに合わせやすく、見た目と調理性のバランスが抜群
・“季節感のある一皿”を演出するには、今がまさに仕込みどきです
ここからは、イタリアン業態で特に使いやすい業務用野菜を中心に、今おすすめの仕入れ商品をご紹介します。
旬の野菜を取り入れた冷菜・前菜・グリル・パスタなどにぴったりなラインナップ。写真と一緒に仕入れのイメージを掴んでいただける構成になっています。

主な産地:佐賀・長野・福島
春から初夏にかけての短い期間だけ出回る限定旬野菜。
・グリーンアスパラよりも甘みが強く、やわらかな食感
・イタリアンの前菜ではグリル+パルミジャーノで映える一品に
・生食にも対応可能で、バーニャカウダやサラダにも◎
・加熱で紫色が抜けやすいため、色残しにはサッと炒めるのがおすすめ

主な産地:佐賀(現在)、香川へリレー中
・繊維が少なく、甘みの強いアスパラ
・ポーチドエッグと合わせて、イタリアン前菜プレートの主役にも
・和食では昆布締めや白出汁ベースにも使える万能野菜
・3本パックの安定規格があり、業務用でも使いやすい仕入れアイテム

主な産地:長崎ほか
・細めのサイズ感でパスタ・アヒージョ・炒め物など時短調理に最適
・食感がしっかり残るので、イタリアンやバル系居酒屋に人気
・「ちょい足し」や彩り用の前菜にも使いやすい野菜

主な産地:石川(金沢伝統野菜)
・太くてずんぐりした形状で、種を取ってから調理するのが基本。
・酢の物・味噌炒め・浅漬け・すり流しなど、和食との親和性が非常に高い。
・出汁との相性が良く、上品な椀物にも仕立てられます。
・皮付きで存在感のあるカットが可能なので、料理の“格”を上げる青物としても人気です。

主な産地:大阪・和歌山・高知
・アクが少なく、皮がやわらかいのが特徴。生食もOK
・浅漬けや冷菜、胡麻和えなどの定番和食に加え、
イタリアンでは塩とオリーブオイルでマリネし、前菜にアレンジしやすい仕入れ商品
・火入れすればトロッとした食感に。揚げ浸しやパスタ具材にも◎

主な産地:宮崎産
・Lサイズ以上での入荷が安定してきた今が“仕込みどき”
・生でも甘みが強く、炊き込みご飯・すり流し・かき揚げなど幅広い調理法に対応
・イタリアン業態では、冷製スープや焼きトウモロコシ風の前菜として人気
・数量限定のため、早めの先行提案がおすすめ
「旬の野菜を少しずつ試したい」「メニューを週替わりで変えたい」
そんな声にお応えして、ベジクルではバイヤー厳選の“カラフル野菜BOX”をご用意しています。

● 内容例(仕入れ状況により変更あり)
・カラフルミニトマト(赤・黄・オレンジ)
・紅くるり大根(鮮やかな赤紫の断面)
・水なす(泉州産)
・ミニアスパラガス
・フルーツ人参(黄色〜紫のグラデーション)
・スイスチャード(虹色の茎)
● 想定業態・メニュー例
・イタリアン:グリル野菜の盛り合わせ/冷菜プレートの彩り/前菜サラダ
・和食:おばんざいの一品/浅漬け・和え物の彩りに/天ぷら盛り合わせ
・カフェ/創作料理:ワンプレートランチ/パスタの具材/ラペやピクルスにも◎
● ポイント
・すべて業務用サイズ・ロットで扱いやすいものをセレクト
・6品以上入りでそのまま「今週の野菜コース」が作れるのが人気の理由
・彩りを足したい/試作メニューに使いたい/週替わりメニューに変化を…そんなときに◎
気温20℃を超えてくると、野菜だけでなくフルーツの存在感がグッと高まる時期。
ここでは、初夏にぴったりな果物をピックアップ。和・洋問わず幅広い業態におすすめです。

・現在もっとも安定しておいしいマンゴー
・エアー便なので樹上完熟に近く、甘み・香りともに◎
・和のデザートでは、甘酒ゼリー・冷やしぜんざい・くず餅との相性抜群
・1玉からバラ対応可/冷菜プレートやコース締めの一皿にぜひ
安物もあるけれど、国産品にも全然負けない糖度と香りをご用意したく、メキシコ産のエアー便マンゴーをご用意。船便のものと比べると樹上完熟している分香り高く甘い。

・現時点ではまだ高めだが、来週以降で相場・糖度ともに期待
・普通のスイカよりも小玉のほうが味が乗っているのが今の傾向です
スイカも出てきているのですが、今の時期は小玉スイカのほうが糖度も高くおいしいです。

・果汁多めで滑らかな食感、上品な甘さ
・今は価格が高め(1玉600円〜)ですが、食べ頃を見極められる方にはおすすめ
・カットして提供するよりも、ジュレやすり流し状にしてデザートにが人気です
いよいよお買い得な安いメロンが出てくる時期。昨年大好評だった「肥後グリーンメロン」を今年も特売やる準備も着々進行中です!GW明けからメロンの販促を誤用しますのでご期待ください。

・黄色い果肉が映える見た目重視のフルーツ
・味はやや未熟(追熟が必要)だが、盛り付けの主役に据えると非常に映えます
・お皿にフレッシュ感を加えたいときにおすすめ(※納品後の追熟時間を計画的に)
こそちは新作のレッドキウイも出てきています。こちらはゼスプリが頑張って一般家庭向けにPRしているので強くは推しておりませんが味は悪くないです。
今週の大田市場は、全体的に落ち着いた相場感ながらも、
品目によって「まだ高いもの」「いまが狙い目のもの」で分かれています。
・ じゃがいも・玉ねぎ・人参などの貯蔵野菜は端境期の品薄で高値継続中
・ 一方で、アスパラ・水なす・ズッキーニ・とうもろこしなどの果菜類は価格も品質も安定傾向
・ フルーツもメキシコマンゴー・小玉スイカ・メロンと“仕込みやすい素材”が増えてきました
業務用野菜の仕入れでは、「いつ・何を・どのロットで入れるか」の判断が非常に重要。
今週はとくに、旬を感じる果菜と果物でメニューを一段格上げするチャンスです。

ヒネ物はそろそろ出口、新物はまだ安定しない中で、
果菜とフルーツの“中間帯”が一番バランスの良い仕入れゾーンかもしれません。
コールドプレスで抽出された一番搾りのオイル。香り高く、カルパッチョ・カプレーゼ・グリル野菜の仕上げにぴったり。
風味を活かすためには加熱せずに使うのが基本。業務用では2L・5L缶が人気で、直輸入ルートの確保が価格安定のカギです。
コスパ重視で加熱用や下処理用におすすめの万能オイル。
業務用では高温耐性のあるブレンドタイプが多く、炒め物・ソテー・パスタの下準備など、厨房での出番が多い定番品。
オリーブオイルの仕入れガイド
ローマを代表するサラダ野菜。独特のほろ苦さとシャキシャキ食感がクセになります。
定番はアンチョビソースを和えるプンタレッラサラダ。春先~初夏が旬ですが、通年流通も増えつつあります。
芯の部分を裂いて冷水にさらすとカールして食感がUP!
西洋野菜の仕入れガイド
トスカーナの郷土料理で欠かせない、ゴワっとした葉のキャベツ。
煮込み・スープ・グリル向きで、特にリボッリータ(豆と野菜の煮込み)に最適。
国産は秋〜冬に旬を迎え、輸入も安定。下茹での一手間が美味しさの秘訣。
虹色の茎が目を引くビジュアル重視系野菜。
ソテーやマリネ、グリルの添え物など、サイドやプレート映えを狙うシーンで大活躍。
クセが少なく、調理時に色が飛ばないよう短時間加熱が基本。
シャキシャキ食感が特徴。シーザーサラダの主役としておなじみ。
強火で軽くグリルすると、温菜サラダやバルメニューにも応用可能。
業務用ではロット安定・価格安定が魅力。仕入れはカット品と丸葉どちらも選べます。
縮れた葉が柔らかく、苦みが少ない「ベビーケール」系の新品種。
そのままサラダで提供でき、彩り・栄養価・コストのバランスが良好。
ベジタリアン対応のメニューや、スーパーフード訴求にも相性抜群。
紫色が美しいチコリ系野菜。ほんのり苦味があり、サラダ・リゾット・グリルに最適。
火を入れることで苦みが和らぎ、甘さとコクが増します。
見た目と味の“アクセント要員”として必須のプロ向け野菜。
茹でずにそのまま使えるスティック状のカリフラワー。
サクッとした食感が残りやすく、サラダや天ぷら、野菜の盛り合わせに使いやすい。
業務用では“処理がラク”な点も人気です。
真っ赤な色味が特徴の根菜。ロースト・ボルシチ・ピュレ・スムージーなど用途豊富。
見た目のインパクトが強く、「映える野菜」として料理写真にも効果大。
下処理済みの蒸しビーツも業務用ルートでは取り扱いあり。
アニスのような香りを持つ、地中海料理に欠かせない香味野菜。
スライスしてサラダに入れたり、丸ごとローストして肉や魚の付け合わせにも。
根も葉も使える汎用性の高さが魅力。輸入・国産ともに安定供給中。
フラクタル構造のような幾何学的な花蕾が特徴。
蒸し・茹で・グリル・ピクルスすべてOKで、ビジュアル重視の前菜盛り合わせに重宝。
加熱しすぎると崩れるので、さっと調理がおすすめ。
夏の定番野菜。グリル・マリネ・ラタトゥイユ・ズッキーニパスタまで万能対応。
緑と黄のミックス、花付き、球型などバリエーションが豊富で、業務用では盛り合わせ対応も可能。
細長くて肉厚なスイートペッパー。色は主に赤が多く、ロースト・ソテー・前菜の主役にも。
一般的なピーマンよりも甘みが強く、ジューシー。映える系パプリカの代表格。
水分が少なく、加熱しても崩れにくいソース向けトマト。
トマトソース、トマト煮込み、ピザソースのベースに最適。
業務用では皮むき加工済みのホール缶や、トマトピューレなどの業態対応も可。
野生種のルッコラで、香りと辛味が強く味の輪郭を引き締めてくれる存在。
サラダ・ピザ・カルパッチョのトッピングに少量使うだけで皿の完成度が一段上がるプロ食材。
見た目はコロンとかわいいが、火を入れるとトロトロに。
皮も柔らかく、焼きナス・グラタン・ラタトゥイユなど加熱料理に最適。
見た目が特徴的なので、1皿の主役にも。
今週は天気が良かったので、久しぶりにゆっくりと市場を回ってきました。
まず目についたのは、リンゴの箱が段ボールから発泡スチロールに切り替わっていたこと。
冷蔵流通が始まり、“春夏モード”になってきたのを感じました。
リンゴは今の時期も国産が並んでいますが、これは秋に収穫して貯蔵していたもの。
夏前まではこのスタイルで流通が続きます。

そしてもうひとつ、ゴールドキウイの初荷を発見。
試食してみたら、まずまずの美味しさ
これも市場では“春のフルーツのはじまり”を告げる合図のひとつ。
苺はそろそろ国産終了。来週あたりにはアメリカ産への切り替えになりそうです。
(輸入いちごは円安の影響で、ちょっと値が張りそうな気配…)

季節が切り替わるこの時期は、ちょっとした違和感や変化が仕入れのヒントになります。
「この野菜、色が濃いな」「この箱、去年と違うな」そんな目線で市場を歩くと、
メニューの中にも“旬のひと手間”が加わるのかもしれませんね。

いつもありがとうございます。ベジクルです!
ゴールデンウィークが明け、大田市場の野菜入荷量は安定傾向に。今回は、北海道の産地レポートとともに、今週の青果市況・おすすめ野菜・注目フルーツをご紹介します!
この時期の北海道は、作付けシーズン真っ只中。十勝・富良野を中心に、見渡す限りの畑で農作業が進行中です。
ただ、今年は連休前の寒波と強風により、苗にダメージが出た地域もあり、生育にはばらつきが見られます。例年より苗が小さめという声も。一方で、今後の天候次第ではしっかりリカバリーされそうです。
北海道はとにかく畑の面積が広いのが特徴です。

東北、北海道は苗の定植時期です。

【今週の相場概況】
・連休中の好天で出荷量が増加
・一方で、荷動きは鈍く在庫過多に
・特に「葉物野菜」は需給ミスマッチで相場が軟調
【値下がり傾向(前週比)】
・にんじん(▲15%)
・キャベツ(▲14%)
・じゃがいも(▲13%)
・ブロッコリー(▲10%)
・レタス(▲9%)
キャベツ・レタス・白菜は、平年よりも大きく下回る安値圏で推移しています。レタスは店頭売価でも1玉50円のケースがあるほど。
【値上がり傾向】
・玉ねぎ(+7%)
・白ネギ(+3%)
・いちご(+3%)
玉ねぎは、北海道産の貯蔵玉ねぎが早めに終了したことで、佐賀産などの新玉ねぎが主力に。今年の佐賀県産は不作で小玉傾向が目立ち、じりじりと値を上げています。この先産地が佐賀県しかない状況につき高くなるリスクがあります。
いちごは国産が終了間近。スーパーなどで並ぶ販売価格ではなくなってきました。輸入は5/25頃からスタートする予定とのこと。情報収集中です。
茨城産の貯蔵物が底をつき、次の佐賀・熊本産までの端境期で品薄。今後は高値圏(前年比+15%〜)が予想されます。
代替提案として「水煮れんこん」もご用意。シャキシャキ感はやや劣りますが、コスト重視の方にはおすすめです。
高温多湿で日照不足の梅雨時期は
畑でカビ系の病気が発生しがち。
野菜の鮮度が下がる傾向にあり
値段も高くなるので、今のうちに対策をしています。
だんだんと気温が上がってくるこの季節、体が自然と欲しがるのは水分をたっぷり含んだ“夏野菜”たち。
暑い日でもさっぱり食べられる、涼を感じる野菜はメニューに欠かせない存在です。
夏野菜には、体温を下げてくれるカリウムが豊富に含まれています。中でも代表格が「トマト」。
ベジクルでは、産地にこだわった“つやつやで味の濃いトマト”をお届けしています。

ベジクルのトマトは、色・つや・味すべてに自信あり!
中心は栃木県産。安定した品質とバランスのよい甘味・酸味で、どんなジャンルの料理にもマッチします。
特におすすめは、そのままカットしてサラダに、加熱しても旨みが引き立つミディタイプ。
写真でも伝わるこの“つや感”、ぜひ一度お試しください。
📦 大量に使われるお客様向けに、ケース売り(箱単位)もご用意しています。

イエローのミニトマトは、通年で安定供給中。
赤・緑とのコントラストが映えるので、盛り付けに“ひと華”添えたい時に大活躍!
特に洋食・バル・サラダ業態に人気です。
冷菜プレートやピクルスにもおすすめ。味はまろやかで、甘さと酸味のバランスも◎

ベジクルの人気商品、カラフル野菜。
今週は“皮付きヤングコーン”が新たに仲間入りしました!
ヤングコーンは皮付きのままローストやグリルにすると、香ばしく、ビジュアルも映える逸品。
そのほか、夏メニューにぴったりのラインナップはこちら:
・水なす:みずみずしくて、浅漬けや焼きなすに最適。皮がやわらかく、そのまま使えます。
・ミニアスパラ:食感が楽しく、前菜やトッピングにぴったり。下茹でしても鮮やかな緑が残ります。
・アイスプラント:シャキシャキとした食感とほのかな塩味が特徴。サラダやカルパッチョに。
・スイスチャード:赤や黄色の茎が美しく、炒め物や付け合わせに。葉は柔らかくクセも少なめ。
気温が上がってくると、恋しくなるのがフレッシュフルーツのドリンクやデザート。
今年はどのフルーツも糖度が高めで、味のりも◎。メニューに季節感を加える絶好のタイミングです。
🎉 お得な特売も順次スタート予定!店頭・メニューに“映える”果物をぜひお試しください。

この時期からどんどん美味しくなっていく小玉すいか。
写真からも伝わる“シャリ感”と“みずみずしさ”がポイントです!
果肉はギュッと詰まって甘み十分
カットしやすく、ロスが少ないサイズ感
ドリンクやスムージーにも◎
🎈 大玉サイズもお得にご案内中!生搾りジュースや果肉ゴロゴロ系ドリンクにも最適です。

これからが本番の赤肉メロン。
写真は茨城県産で、オレンジ色の果肉が際立ちます。アンデスメロンなどの国産品も続々入荷中。
さらに、ハネジューメロン(輸入)にも注目!
見た目に反してコスパ抜群
しっかり熟した甘みで、デザート利用にも◎
カット盛り合わせで“映え”確実

深いルビー色が目を引くアメリカンチェリー。
ドリンクに浮かべたり、デザートの添え物として活躍します。
今年は円安の影響でやや高値傾向です。
アメリカ内で産地が切り替わっていくのですが、今出回っている品種(ブルックス)は早生品種ので酸味が強く正直美味しくないです。2週間後くらいに品種がビング種に変わる時期に特売を予定しています。

沖縄産の季節限定品。小ぶりながら香り豊かで、ジューシーな果肉が魅力。
“ほんのり桃の香り”がするのが特長で、女性人気も高い一品です。
丸ごとカット提供に最適
フルーツカクテルやトロピカルドリンクにも◎
※入荷がない場合は「スナックパイン」で代替のご案内をいたします。

高級フルーツとして根強い人気。価格帯はまだ高めですが、見た目・香り・口どけは別格です。
特別メニューやギフト用途に◎
果肉のねっとり感と甘みのインパクト強し

航空便で届く完熟品は、カットしてすぐ提供できる“即戦力”!
果肉の濃厚さ、トロッとした食感
コスパ良好で業態問わず使いやすい
🍴 デザート・サラダ・ドリンクと幅広く対応可能です!
今回は十勝、富良野と視察をしていきました。
概ね順調ですが、例年より苗が小さいものが多いのと
苗に傷みがあるものが散見されました。
この冷え込みだと生育が鈍るのも納得。
これからの生育に期待したいです。
またGW連休前に低気圧が通過したようで、
台風のような強風により苗に傷みがでているよう。
産地からは食品スーパー、加工メーカー、カット野菜工場や飲食店へとお野菜をお届けしています。

雪の残る大雪山。
冬の寒さです…

帯広の一部では先日大雨が降ったようで畑がレンガのような状態に。
こちらは長葱の苗です。
スーパーとの契約栽培で2反歩の試験栽培をしています。
収穫は9月頃を予定しております。

長ネギはKg単価も高めなので生産者さんの収入も多い野菜ではあるのですが
畑で栽培する日数が長いのが難点…
土寄せなどの作業もあるので手がかかるのですが、他の作物と時期が被らないので
この先、力を入れていく予定です。

スーパー向けの大根の畑です。

アスパラガスの畑です。

こちらはスーパー向けのじゃが芋の契約栽培の畑。
じゃが芋は「ジャガイモシストセンチュウ」という害虫が蔓延しており
九州も不作、北海道との産地切り替え時期は大騒動になると予想されています。
スーパー向けだけでなく、加工食品向けのじゃが芋もニーズが高まっているため
今年は契約栽培を強化し数量の確保をしています。
加工原料をはじめスーパー青果用の野菜の産直流通まで一気通貫でバリューチェーン構築を
しておりますので、関わる皆さまの幸せに少しでも貢献できるよう挑戦は続きます。
新しく業務用野菜の紹介サイトも作っております。お時間あればぜひご覧になってください!
https://vegepedia.jp/
【ベジクル野菜ニュース|2025年4月第2週】
こんにちは、ベジクルです。
いつもありがとうございます。
桜が散り、昼間のコートがいらなくなってきたこの頃。 市場にも、まさに“季節のバトンタッチ”が訪れています。
春野菜の代表格である筍は、いままさに出荷のピークを迎えています。 香り・食感ともに旬の今、ぜひ和食メニューの主役としてご活用いただけたら嬉しいです。
そして、ゴールデンウィーク明けには、そら豆やとうもろこし、ズッキーニ、トマトなど、果菜類を中心とした“初夏の走り”がはじまります。
今週は、季節の変わり目に合わせて、煮物・焼き物・揚げ物など幅広い調理に対応できる、和食にも取り入れやすい旬の業務用野菜をご紹介します。
現在の大田市場は、全体としては落ち着いた相場感です。 一部の入荷にムラがあるものの、大きな値動きはなく、比較的読みやすい一週間になりそうです。
・ 冬物野菜の出荷終了が各地で進行中
・ じゃがいもや玉ねぎなどの貯蔵系は在庫が少なくなりつつあり、切り替えタイミングに
・ 新人参は出荷が増えてきていますが、小ぶり傾向でロスが出やすい点に注意
和食メニューで多用されるにんじん・長ねぎ・すだちについては、以下のような動きが見られます:
人参
新物はサイズが小ぶりで、カット時にロスが多く出やすい傾向。
業務用・和食用途では、ヒネ物を選ぶことで歩留まりとコストのバランスを確保できます。
人参は安価な中国産のものも1本単位からご用意しております。
価格にすると半額以下なので興味がございましたら、お気軽に相談ください!
長ねぎ
一部地域で出荷が鈍く、相場がやや高めで推移。
特に刻み用など用途に応じてロット選びを意識したい時期。
すだち
供給が不安定で欠品が散見されます。
価格も高騰しており、今はかぼすやレモンなど、代替素材の提案が現実的です。
グであれば、しっかりとサイズの揃ったヒネ物を選ぶことができ、 煮物や炊き合わせなど、カットサイズが見た目にも影響する和食の現場では、 ヒネ物の活用がコスト・品質ともに有効な選択肢となります。
今のタイミングであれば、しっかりサイズのヒネ物が選べるので、 煮物や炊き合わせなど、カットサイズを重視する和食の現場では、こちらをおすすめします。
寒玉キャベツ
茨城県を中心に安定的に出荷されています。
春キャベツの柔らかさとは異なり、煮込みや浅漬けなど和食用途でも使用頻度が高い定番品です。
じゃがいも
特にメークインは貯蔵品の最終段階。ホクホク系の男爵に比べて煮崩れしにくく、
煮物やおでん、肉じゃがなどの加熱調理で実力を発揮します。
今後は長崎・鹿児島方面の新物に順次切り替わっていく予定です。
赤玉ねぎ
在庫限り。新物は水分が多く日持ちがやや不安定。
酢漬けやマリネなど和の前菜に使いやすく、色のアクセントとしても重宝されます。
この時期は、在庫切り替えの狭間でもあるため、同じ“じゃがいも”でも、 産地・品種・サイズ感によって大きく印象が変わる点に要注意です。
和食においては、火の入り方や荷崩れしないかどうか、 日持ちや皮の処理のしやすさなどが重視されるため、 特にヒネ物は“バランスの良い業務用野菜”として再評価されています。
なお、新物切り替えが今後見込まれる野菜としては、 ・ 蓮根(熊本〜茨城) ・ クレソン(静岡〜長野) などが挙げられます。和食メニューで使いやすい食材なので、 切り替えタイミングや価格動向もあわせてご相談いただければと思います。
主な産地:静岡(現在)、石川(例年より遅れ)など

・2025年は全国的に季節の立ち上がりが遅く、例年より1週間ほど遅れてようやく静岡産の筍が本格入荷。
・通常、今の時期には石川県産が主力になりますが、今年は遅れているため静岡産がメインです。
・ベジクルでは、1本250g前後の中サイズを厳選して、1本単位で販売しています。
→ 和食店・惣菜店などで必要量に合わせて使えるとご好評いただいています。
・皮付き・掘り立てで鮮度が良く、湯がいても柔らかく香り高いのが特長。
・若竹煮、筍ごはん、土佐煮、木の芽和え、炊き合わせ、天ぷらなど春の和食定番にぜひ。
・入荷量は4月第3週にかけてピークを迎える予想ですが、産地切替の合間になると急に相場が上がる場合もあるため、ご希望の方は早めの手配がおすすめです。

主な産地:鹿児島・熊本・千葉(今後は近郊産へリレー)
・塩茹でや炙り焼きでの単品提供はもちろん、炊き込みご飯や白和え、かき揚げなど幅広く使えます
・皮ごと焼くことで香ばしさとジューシーさが引き立ちます
・500g単位(10〜12本前後)で納品可能。ロス少なめ、歩留まりも良好です

主な産地:大阪・高知・千葉
・アクが少なく、生食にも適した茄子。浅漬けや酢の物、胡麻和えにも好相性
・加熱しても皮が柔らかく、田楽や揚げ浸しにするととろりとした食感に
・和食の前菜・副菜・漬物などで重宝される万能素材

主な産地:京都
・辛みがなく、天ぷら・焼き浸し・甘味噌炒めなど幅広く対応可能
・肉厚で見た目の存在感もあるため、副菜の主役にしやすい
・4〜5本入りの100gパックで小ロット提供OK
・コストが気になる方は高知産で甘長とうがらしもおすすめ

主な産地:佐賀・熊本・淡路島
・シャキッとした食感とみずみずしい甘さが特徴
・スライスして鰹節と醤油でシンプルに。味噌和えや豚肉との甘辛炒めにも
・加熱調理にも適しており、ステーキや揚げ出し、汁物にも活用可

主な産地:長野・福島・北海道(紫は希少)
・グリーンは天ぷら・塩焼き・胡麻和えに
・ホワイトはスープや蒸し料理、昆布締めにも
・紫は色変化に注意しながら、サッと炒めて色味活かす使い方がおすすめ

主な産地:宮崎・高知・千葉
・緑はややコク、黄はやや甘みが強く、料理によって使い分け可
・南蛮漬け、味噌炒め、天ぷら、焼き物に最適
・色の組み合わせで見た目の彩りにもアクセントを加えられます

主な産地:静岡・長野・愛知など
・春先から初夏にかけて糖度が最も安定する、高糖度系の国産フルーツトマトです。
・アメーラは品種名ではなくブランド名で、一般的なミニトマトと比べて果肉が締まり、甘み・酸味のバランスが抜群。
・カプレーゼ、冷製煮浸し、トマトのお浸し、酢の物と合わせた和風前菜にも◎
・果汁が少なめなので、カットしても水っぽくならず、盛り付けが美しいのが特徴です。
・3個パック(約250g前後)から小ロット対応可能。1箱のまとめ買いもできます。
・価格はやや高めですが、春〜初夏の「味の主役」として十分な存在感。前菜やコースの中で差別化しやすい逸品です。

主な産地:宮崎・鹿児島(走り品)
・初物は粒が小ぶりながら甘みが濃厚。炭火焼き、天ぷら、かき揚げに
・すり流しにして先付けとしても喜ばれます
・1本単位で納品可能。数量限定につきお早めにご検討ください
主な産地:静岡、長野などの清流エリア

・春〜初夏は気温の上昇とともに、生わさびを使った一品料理や冷たい麺料理、刺身の提供が増えるタイミングです。
・市場でも「本わさびを使いたいけど、サイズや価格で迷っている」というお声をいただくようになりました。
ベジクルでは現在、以下の2タイプをご用意しています:
・50g前後の小サイズ(添え物・個食提供向け)
・100g前後の大サイズ(すりおろし用途・複数皿展開向け)
✔ わさびはただの薬味ではなく、和食の味と香りを引き立てる“調味料”そのもの。
✔ 鮮度と粘りのあるすりおろし感は、チューブ品とは一線を画します。
✔ 脂の乗った刺身や、ローストビーフ・豚しゃぶとの相性も抜群。
飲食店様向けの業務用わさびの仕入れとしても、必要なサイズ・数量で柔軟に対応可能です気温が25℃を超える日が出始めるこの時期、“涼”を感じる一皿を演出する名脇役として、本わさびをぜひご検討ください。
気温がぐっと上がり、ひんやり冷たいデザートが恋しくなる季節になってきました。
市場では、いよいよ国産マンゴーの流通がスタート。
ベジクルにも、「コースの締めに季節感のある果物を入れたい」「マンゴーを和素材と合わせてデザートに使いたい」といったご相談が増えてきています。
特に宮崎産・鹿児島産などの国産アップルマンゴー系は、果肉の滑らかさと濃厚な甘みが特長ですが高すぎる。
そこで輸入のマンゴーを使われる和食、居酒屋業態の方は増えています、
少量の果肉でも存在感が出せるため、飲食店のデザートやドリンクメニューで“季節を映す一皿”として非常に優秀な素材です。
このあとメロンやハウス柑橘なども動きが活発になりますが、まずはこの“走りのマンゴー”で初夏のメニューにスイッチを入れてみませんか?

主な産地:タイ(空輸)
・さっぱりとした上品な甘み。杏仁豆腐、豆乳寒天、くずもちなど和風スイーツに合わせやすい
・果肉がしっかりしているため、飾り切りにも適しています

主な産地:メキシコ・フィリピン・沖縄(国産は来月以降)
・濃厚な甘さと芳香。甘酒ゼリー、ミルクかん、冷やしぜんざいなどのトッピングに最適

主な産地:熊本・静岡
・果汁豊富で滑らかな口当たり。和のデザート(ほうじ茶ゼリー・黒糖プリン)との組み合わせが映える
・赤肉は茶系器とあわせると美しく、盛り付けの格上げにも◎
・安価なアンデスメロンも少しずつできてました🍈
今週は、春野菜の終盤と初夏のはじまりが交錯し、相場も品目ごとにバラつきのある動きとなりました。
全体的には落ち着いた印象があるものの、一部の貯蔵野菜では高値が続いており、見極め力が問われる1週間です。
・ 冬物〜春物の切り替えが一段落し、端境期の影響が残る品目も
・ じゃがいも・玉ねぎ・人参などは、ヒネ物と新物の切替タイミングに注意
・ 初夏の果菜類(そら豆・ズッキーニ・とうもろこし)が安定出荷に入り始めました
・ 国産マンゴー・赤肉メロンなど、和風デザートにも活用できる果物が出始めています
特に和食店や居酒屋業態では、素材の安定性や調理適性が重視されるため、今のような「在庫切替のタイミング」は慎重な判断が必要です。
ヒネ物の方が仕上がりが読みやすい一方で、旬の新物には鮮度と香りという魅力もあります。
仕入れにおいては「安さ」だけでなく、「用途との相性」や「調理時間の効率」も含めた選択がポイントです。
来週以降は晴天が続く見込みで、さらに出荷が増える品目も出てくる予想です。
今仕入れるもの/来週まで待つものを分けながら、季節の食材を無理なく・ムダなく活かすことが、春から初夏の切り替え時期を乗りこえるコツになりそうです。
ここからは少し視点を変えて、
今週の仕入れ判断や食材選びに役立つ、業界の背景やトレンドを掘り下げてご紹介します。
相場だけを追っていては見えてこない、
「なぜこの品目が今この価格なのか?」
「なぜこの産地が注目されているのか?」といった、
調理現場と流通の間にある“背景”をひも解くことで、より納得感のある仕入れ判断につながるはずです。
日々の発注にちょっとした視点を添えるヒントになれば幸いです。
ここ数ヶ月、業務用キャベツの調達状況に明らかな変化が見られています。
特に、大手外食チェーンやカット野菜業者を中心に、輸入キャベツへの依存度が急上昇していたため、2月時点では「4月は混乱するだろう」という声も多く聞かれました。
……が、実際には大きな混乱は起こらず、流通は意外と落ち着いているというのが、現在の市場感です。
読めなかったといった声が聞こえるのも、青果流通の面白さかもしれません。
もちろん、4月後半〜5月にかけて多少の相場の波はあると見られますが、極端な品薄や価格暴騰の兆しは、今のところ見られていません。
この機会に、一度業務用キャベツの動向を振り返りつつ、今後の備え方を整理してみたいと思います。
● 輸入量の急増
・ 2月のキャベツ輸入量は 前年比42.3倍(14,361トン)
・ 3月末時点では 13,378トン超(前年同月比33倍)
・ 現時点では、5月中旬ごろまで輸入流通が継続する見込み
● 輸入拡大の背景
・ 国内産の契約栽培が不足し、業務用需要をまかないきれない状況
・ 加工業務用では「定時・定量・定質・定価」での調達が重視され、安定供給が最優先
・ 結果として、外食チェーンやサラダ加工業者が輸入キャベツにシフト
● 調達先の多国化
・ これまでの中国中心から、韓国・ベトナム・台湾・オーストラリアなどへ分散
・ 為替やリードタイムのリスクヘッジとして、複数ルートの並行確保が進行中
● 飲食店・居酒屋への影響
・ 国産キャベツの行き場が変わり始め、需給バランスの乱れが発生
・ これにより、相場が読みにくくなる/品質と価格のギャップが広がるなど、調達の難易度が上昇
● 今後の懸念と見通し
・ 輸入キャベツが「一時的な補完」から「継続的な前提」に変わる恐れ
・ 夏場以降も輸入主導の相場形成が続くと、国産産地の競争力や調整力が問われる局面へ
・ 飲食店にとっても、品質・保存性・歩留まりをふまえた選択がより重要になる見通し
季節の変わり目は、単価だけでなく「産地背景」「栽培リズム」「物流トレンド」も視野に入れた仕入れ判断が求められます。
ベジクルでは、国産キャベツ・輸入キャベツいずれも取り扱いがあり、業態に合わせたご提案を行っています。
必要に応じて、使い方・切り方・品種の特徴なども含めてご案内できますので、お気軽にご相談ください。
ようやく桜が見ごろを迎え、市場にも春らしい空気が広がっています。 散策していたところ、早くもとうもろこしを発見!
気温が安定すれば価格も下がってくると見込まれます、ハシリの今は品薄で欠品の可能性が少々ありますので、お得なタイミングでご案内いたします🌽

一方で、春の味覚である山菜や筍はラストスパートに突入。

■ 山菜は終盤です。ご購入はお早めに!
・タラの芽
・こごみ
・ふきのとう
・うるい
特に「たらの芽」は「こしあぶら」に代替えとなりますのでご注意ください!
これらの山菜類は、ハウス促成栽培から天然物へと移行しています。 天然物は香りや味わいに深みがありますが、サイズのばらつきや見た目の不安定さがあり、業態によっては使いにくいと感じることも。
例年、4月下旬を過ぎると入荷量が一気に減少し、相場が跳ねやすくなります。 必要数があるお客様は、早めのご相談をおすすめいたします。
・冬野菜(キャベツ・大根・白菜・人参)の主産地が徐々に切り替わりながらも安定的に稼働しており、出荷リズムが整ってきたこと。
・西南暖地(鹿児島・宮崎・高知など)からの春野菜が潤沢に入荷。とくにハウス野菜(きゅうり・なす・ピーマン等)と露地野菜(キャベツ・レタス)は今後さらに増量が見込まれています。
・3月末〜4月初旬は、年度切り替えによる業務需要の一時的な落ち着きや予算切り替えによる発注控えも影響し、需給バランスが一時的に緩和された状況。
これらが複合的に作用し、全体的な相場は弱含みから横ばいに移行しています。
・大根 → 一部産地(千葉・神奈川)の作柄が不安定。大根は土壌湿度と気温のバランスにより形状や裂根のリスクが高くなるため、端境期はサイズ不揃いや歩留まりの低下に注意。
・白菜 → ここ数週は高値が続いていたが、ここにきて出荷増により急落傾向。ただし雨の少ない圃場では芯焼けや内側の痛みが出やすく、品質面での選別が必要です。
・にんじん → 九州産の最終出荷と新人参への切り替え時期が重なり、供給がやや不安定。新人参は水分量が多く、カット時のロス率が高いため、業態によっては注意が必要です。
・じゃがいも → 貯蔵分が底をつきつつあり、特にメークイン・きたあかりなど特定品種は出荷制限も。新物の北海道・長崎物が出回るまでは強含みが継続しそうです。
・すだち → 異常高値が続いており、1個単価が突出。供給も不安定で欠品・納品調整が頻発。代替としてレモン・かぼす等の提案が必要な状況です。
・ほうれん草
・水菜
・にら
・きゅうり
・キャベツ
・レタス
・いちご
とくにキャベツは、国産に加え輸入キャベツ(韓国・台湾・中国など)の供給量が大幅に増加。 カット野菜向け業務需要も落ち着いたタイミングで、市場価格は下落トレンドに。
ただし、今後は地域間格差(西日本は旱魃傾向/東日本は春霜リスク)により品質のばらつきが広がる可能性もあるため、単価だけでなく見た目・内部状態の確認も重要となります。
葉物野菜(ほうれん草・水菜・にら)は、ハウス栽培主体で収穫量が安定。気温が高くなり過ぎるとトウ立ちリスクが出てきますが、今週段階では非常に良品が多く、価格・品質ともに安定しています。
いちごは3番果が終了し、今後はやや小粒化が進みますが、相場は底値圏に入りつつあり、デザート系用途では提案しやすい時期です。
この時期、日中の気温上昇と寒暖差の影響で野菜の糖度や香りが最も引き立ちます。今週は、特にカフェやイタリアン、バルメニューで人気の食材を中心に、オリーブオイル・グリル・パスタ・ピッツァとの相性を重視してセレクトしました。

・6月頃まで安定供給の見通しあり。
・炙り焼きや塩茹ではもちろん、かき揚げ、バーニャカウダ、リゾット、冷製パスタのトッピングにもおすすめ。
・さやごと焼けば、香りと旨みを逃さず、提供のスピードも◎。
・500g単位(約10〜12本)で納品可能。
・ロスも少なく、使いやすい規格です。

・昼夜の寒暖差により糖度と酸味のバランスが優秀。
・赤・黄・オレンジなど、カラーバリエーションが豊富で、盛り付け映えも抜群。
・フレッシュなサラダはもちろん、グリルやオーブン料理にも活用できます。
・カプレーゼや冷製パスタに最適。

・トマトは春の初めが美味しい時期です
・現在の出荷品は糖度が非常に高く、7度超えの個体も流通。
・カプレーゼ、冷製スープ、ピューレなどに最適。
・箱売りはもちろん、3個パック(PK)対応もあり、少量使いの店舗様にもおすすめです。

・アクが非常に少なく、カットしてすぐにサーブできる利便性あり。
・皮も柔らかく、ピクルス、カルパッチョ、浅漬けなど冷菜・前菜系メニューに好相性。
・加熱してもトロリとした食感になり、炒め物や揚げ物でも甘みが引き立ちます。

・ホワイトアスパラは今季、相場安定。業務用として使いやすい価格帯に。
・紫アスパラは加熱により緑化するため、ビジュアルを活かすにはサッと炒めるか、グリル調理が推奨。
・いずれも茹で・蒸し・焼きいずれの調理法にも対応。

・水分量が豊富で、みずみずしくシャキシャキとした食感。
・サラダ、和風カルパッチョ、付け合わせのロースト等、幅広いジャンルに適応可能。
・カットしやすくサイズも揃っているため、調理効率も良好。

・色ごとに味わいも異なり、彩りと香りの両面で春〜初夏のメニューに華やかさをプラス。
・グリル、ソテー、フリットなど、加熱調理で本領を発揮。
・スライスしてマリネやラタトゥイユにも活躍します。

・シーズン初期の走り商品。糖度高く、香りも抜群。
・炭火焼きや天ぷら、すり流しスープなどで季節の先取りメニューとして旬を先取りも。
・数量限定入荷のため、必要量はお早めのご相談を。
■ 初夏感あるメニュー提案にも◎
そら豆・ヤングコーン・ズッキーニ・カラフルミニトマト・各色アスパラなど、春〜初夏をつなぐ食材が揃ってきました。
・メインの付け合わせ ・前菜の盛り合わせ ・冷製パスタ ・旬のピッツァ
こうしたメニューに“季節感”と“彩り”を加えるなら、今がまさに仕込みどきです!
▶ サニーレタス・ハーブ類・レモン・イタリアンパセリなど、イタリアン業態向けのグリーン素材も多数ご用意しています。
仕入れのご相談はお気軽に営業まで!
今回はイタリアンにおすすめ春野菜をセレクトしております。
オリーブオイルとの相性バツグン!
グリルやパスタ、ピッツアにもおすすめです。
ハーブの仕入れは業務用ハーブの仕入れガイドをごらんになってくださいね!
飲食店や食品加工工場のバイヤーの皆さま、こんにちは。
3月は寒波や干ばつの影響が続き、野菜や果実の価格高騰が話題となりましたが、4月は春作が徐々に出揃うシーズンでもあります。今回は市場の相場見通しや、生産地情報などをもとに、2025年4月の野菜・果実の相場動向を解説していきます。
ポイント
3月下旬は暖かい日も増え、春野菜が一気に増量するタイミングだが、寒暖差が激しく不安定。
果実はかんきつ類が依然高値続きの一方、いちご類やメロンなど施設物が出回り始め、品目間の差が大きい。
大型連休(GW)前後で相場が変動する可能性があるため、タイミングを見極めた仕入れがカギ。
3月の気象影響
関東などで雪が降るほどの寒さがぶり返したかと思えば、20℃超えの日が続くなど極端な気温変化が起きました。
干ばつ傾向が一時的に解消された地域もある一方、今度は雨の影響で作業が遅れた産地もあり、全体的に入荷量は伸びきらず高値推移が続く品目が多かったです。
4月の供給増に期待
市場のレポートでは、春作出荷が本格化するために多くの野菜で価格下落が見込まれていますが、天候しだいで予想が外れる可能性も十分あります。
大型連休前の需要増を見据え、量販店などの特売が入りやすい品目もあるため、相場の上げ下げが短期間に起きやすい点に注意が必要です。
果実はかんきつ類の高値と、いちご・メロンの増量がポイント
かんきつ類は昨夏の高温不作の影響が続き、不知火や甘夏など多くの品目で高値が続く見通し。
いちご類はすでにピークを越えた産地もありますが、4番果などがまだ続く地域があり、供給量にバラつきが見られそう。メロンは静岡・熊本のハウスものが増えてくる一方、依然としてやや高値で推移する予想です。
相場見通し:前年比113%の高値継続
状況
茨城産の貯蔵分が少なく、新物の兵庫産(淡路島中心)は全体の供給量の8%程度で依然として逼迫。
3月末ごろから茨城産の春白菜が出てくるため、そのタイミングで価格が一気に落ち着く見通し。
注意点:3月前半の鍋需要などで、相場が下がりにくい状態が続いた延長が4月前半にも及ぶ可能性あり。
相場見通し:前年比130%の高値キープ
状況
千葉・埼玉産が干ばつ&低温の影響で生育遅れ。例年より30%以上高い価格で推移中。
太めの規格が割高で、細めを選ぶか輸入品を活用してコスト調整をする動きも。
注意点:4月以降も大きな値下がりは期待薄。少なくともGW前までは高値傾向という報告あり。
相場見通し:前年比120%の高値推移
状況
北海道産の貯蔵分は例年4月までのところ、今年は3月中に切り上げる可能性。
新じゃが(鹿児島など)も少雨&寒波で不作。メークインは生産面積縮小により必ず高騰すると懸念。
注意点:在庫を持つ出荷サイドが価格コントロールしやすいため、一気に相場が跳ね上がるリスクあり。
相場見通し:前年比114%の高値維持
状況
千葉・埼玉産の冬にんじんが3月中に終了し、品質面でもぬめり・す入りが目立つ。
徳島産の新にんじんがメインとなるが、量が少なく価格下落の見込みはほぼゼロ。
注意点:例年は4月10日~GWあたりに高値ピークだが、今年は3月~4月も暴騰の懸念。輸入にんじん活用も選択肢。
相場見通し:前年比97%でやや下落
状況
冬系(愛知など)は依然として高めだが、春系(千葉・神奈川産)が増え始めると全体の相場は下がる。
業務需要が高い冬キャベツは相場が堅く、3000円台を割らない可能性も。
仕入れのヒント:一時的に輸入キャベツを活用してコストを抑える店舗も増えている。
相場見通し:前年比89%で下落傾向
状況
茨城・群馬産の生育が回復し、3月末から潤沢に出回る見込み。
葉物全体が不足しがちな中で、ほうれん草だけは比較的落ち着く可能性大。
相場見通し:前年比95%でやや下落
状況
茨城・兵庫産を軸に3月下旬にピーク、4月上旬まで安定出荷。
その後、群馬産のスタートに伴い相場が軟調になる見通し。
相場見通し:下旬に向けて弱含み(前年比98%)
状況
熊本・栃木・愛知が主力。2月の寒さで小玉が増えたが、3~4月半ばにかけて回復。
大玉シフトの春作が出てくると全体量が増し、価格が下がる見通し。
相場見通し:安定(前年比100%)
状況
愛知・徳島・静岡などで気温上昇に伴い生育がスムーズ。
安い産地だと花が咲きやすい品質リスクがあるため、荷姿(氷詰め・発泡など)に注意。
相場見通し:供給安定(前年比98%)
状況
国産が増え、輸入品から切り替える飲食店も。柔らかく筋が少ない春アスパラは人気。
相場見通し:安定(前年比102%)
状況
鹿児島・長崎・愛知など、順次増量。特にそら豆はぷっくりとした大粒が旬。
大きな相場乱れは想定されず、彩り需要に応じて安定的に使える。
相場見通し:初物高値(前年比120%)
状況
九州・四国中心に4月に入り増量。裏年や一部干ばつの影響で全体量は少ない。
3月下旬~4月初めの初物は高値だったが、徐々に落ち着く見込み。
きゅうり:冬作が終盤、春作が増えるため4月中旬以降に価格下落が期待される。
ナス:高知・福岡産。3月終盤から数量安定が始まるが、まだ平年よりやや高い水準。
玉ねぎ:北海道産の在庫減と新玉(佐賀など)への切り替えでやや高値。
ピーマン:茨城・宮崎・高知で作柄良好。4月は増量→相場は緩やかに下がる見込み。
ねぎ:3月末~4月に秋冬作が切れ、春ねぎのピークがくる。依然品薄感あり高値基調。
甘夏柑・不知火・清見 など、昨夏の高温・干ばつにより全体的に数量少なめ。
熊本・鹿児島・愛媛などの産地別で少雨や作付減が重なり、引き合いは強いが荷動きは鈍い。
八朔・河内晩柑・日向夏なども裏年や生育遅れが多く、高値を維持する品目が大半。
2~3番果が多かった3月に比べ、4月は花芽がやや少なく出荷量が減りがち。
佐賀産や関東産などまだ増量する産地もあるが、暖候期に入り品質優先の出荷が多くなるため、価格の上下が激しくなる可能性あり。
メロン類(アールス・アンデスなど):静岡・熊本産を中心に出荷が本格化。やや高め。
西瓜(大玉・小玉):熊本大玉西瓜は着果遅れにより、前半の入荷が少ない見込み。小玉は茨城・群馬で暖冬による前進出荷があるが4月中盤からの天候次第。
価格が落ち着くかは連休前後の需要と天候に左右されそう。
りんご類:サンふじのCA貯蔵分がメイン。シナノゴールドや王林も入荷あるが、在庫量は前年並み。
びわ:長崎産の出荷が3月下旬から始まったが、やや遅れ気味で数量は少ない。4月中旬ごろにピークを迎える見通し。
マンゴー:宮崎産は花芽分化の遅れから1か月近く後ろ倒し。GW~5月中旬に出回る分は少なく、高値予想。
野菜
白菜・長葱・じゃがいも・にんじんといった冬野菜系は依然として高値。
春キャベツやブロッコリー、アスパラなどは気温上昇で生育が進み、価格が落ち着きやすい。
GW前の需要増や気温の乱高下で予想が外れる場面もあるため、こまめな相場チェックが重要。
果実
かんきつ類の不作高値が目立つ一方、いちごはピークを越えつつも産地によっては続く。メロン・西瓜など施設果実は徐々に増加。
マンゴー・びわ・さくらんぼ(ハウスもの)などの高級フルーツは生育遅れから価格が高止まりしやすい見通し。
「今年も天候リスクが大きく、相場に波乱が起きやすい」
こうした状況でも、輸入野菜や規格外品を活用したり、品質・価格が安定している品目を中心にメニューを組むことで、原価を抑えつつ安定供給を実現できます。ぜひ最新の市場情報をチェックし、柔軟な仕入れ計画を立ててみてください。
ベジクルでは、国産野菜のほか、輸入品・規格外野菜を含めた多彩な選択肢をご提供し、飲食店や食品加工業のコスト削減をサポートしています。4月ならではの「春」の食材を、うまくメニューに取り入れながら乗り切っていきましょう!
寒暖差の激しい日が続いていますが、春の訪れとともに市場の雰囲気も変わってきました。気温が上がるとともに、一部の野菜が値下がりしてきた一方で、まだまだ高値が続いている品目もあります。
今週の市場動向と、春ならではの食材をしっかりお届けしますので、ぜひ仕入れの参考にしてください!

最近は適度な降雨が続き、畑にとってはちょうど良い潤いとなっています。
気温が上がってくると一気に品物がでてくると思われます。
実際には今週にに入ってから物量が増えてきているので徐々に相場は下がる見とおしです。

野菜、果物のもつビタミンやミネラルは免疫力を高めてくれる効果もあります。
鮮度抜群の旬野菜で「隣のお店と差がつくメニュー作り」にご活用ください。
どうぞよろしくお願い致します!
冬の産地から春の産地への切り替えが進み、葉物野菜は値下がり傾向。
しかし、冬と春の産地切替え時期である[端境期]に入っている品目はまだまだ高値が続いており、
特に玉ねぎ・にんじん・じゃがいもは注意が必要です。
特に白ネギは5月前半まで高値が続く見込みで、にんじんも九州産の切り上げが早まるため、3月中旬以降の仕入れ計画を慎重に立てる必要があります。
ブロッコリーは一時的に価格が下がっていますが、発泡スチロールで氷詰めしていない産地のものは安いけど棚持ちしないのでベジクルでは取り扱いをしておりません。安物はすぐに花が咲いて黄色く変色する傾向です。ご注意ください!
野菜の相場は天気、気温に大きく依存しています。
今年は寒さが厳しかった影響で成育が至らなく小ぶりの野菜が多く
後続産地からの出荷も遅れている状態が続いています。
一部の野菜が3/20頃に入荷終了する見通しです。
・カラフル大根
・カラフル人参
・ロマネスコ

春はカラフルで香り豊かな野菜が増える季節。定番の葉物から、メニューに華を添える珍しい野菜まで、今が旬の食材をご紹介します!
彩り鮮やかな葉物野菜。見た目だけでなく、ほんのりとした甘みとシャキッとした食感も魅力的。
ソテーやパスタ、スムージーにもおすすめ。加熱すると色が抜けてしまうので生がおすすめ。
寒暖差の影響で、今の時期のミニトマトは特に甘みが強いのが特徴。
赤・黄・紫・オレンジのミニトマトはサラダや前菜に相性バツグン、春らしさを演出できます。
水分が多く、アクが少ないので生で食べるのに最適。浅漬けやカルパッチョ、マリネにもぴったりです。
緑のズッキーニよりも甘みがあり、火を入れるとより濃厚な味わいに。グリルやソテー、パスタの具材として活躍します。
鮮やかな紅色が特徴の大根。甘みがあり、サラダやピクルスにすることで彩りも楽しめる一品です。
見た目がユニークなブロッコリーの仲間。食感はカリフラワーに近く、シンプルに蒸したりグリルしたりするだけで、料理がぐっとおしゃれになります。
春はトマトが旨い
昼夜の寒暖差がトマトを美味しくします。
特売用にアメーラトマトをご用意しております!

春といえば山菜の季節!和食だけでなく、洋風アレンジも楽しめる旬の味覚をピックアップしました。

春限定の逸品、花わさびが入荷しました!さっと湯がくと特有のツンとした辛みとほのかな甘みが引き立ち、まさに春の訪れを感じさせる風味。
和食では醤油漬けやおひたしが定番ですが、パスタやサラダのアクセントとしても◎。一口食べると、爽やかな刺激がクセになりますよ!

山の恵みのひとつ、行者ニンニク。その名の通り、修行僧が滋養強壮のために食べていたと言われるほど、栄養価が高い山菜です。
天ぷらやフリットでサクッと揚げると、ニンニクのような香りが立ち、クセになる味わいに!バター醤油で炒めても絶品です。

「山菜の王様」とも称されるタラの芽。新芽の部分はふわっとした食感とほのかな苦みが特徴で、春の味覚を存分に楽しめます。
天ぷらにすると外はサクッ、中はホクホクで最高の仕上がりに!また、グリルした肉料理やパスタに添えると、見た目の華やかさもアップします

クルッと巻いたかわいらしい姿が特徴のこごみ。クセがなく食感もシャキッとしているため、どんな料理にも使いやすいのが魅力です。
天ぷら・おひたし・バターソテーなど、シンプルな調理法でもしっかり美味しさを感じられる山菜です。
季節の変わり目を感じる、初夏野菜がゆる~く入荷中です!
本格的なシーズン到来はもう少し先ですが、旬を先取りしたい方はぜひご相談を

みょうが竹 → シャキッとした食感とさわやかな香りが魅力。和食や薬味にぴったり!

新ショウガ → 爽やかな辛みとみずみずしさが特徴。甘酢漬けや炒め物に◎

ミニアスパラ → 一口サイズで食べやすく、サラダやグリル料理のアクセントに!

小ぶりながら甘みがぎゅっと詰まった小玉スイカ。まだシーズンの始まりですが、ひと足早くご用意しました!
ドリンクやデザートにぴったりなフレッシュな味わいを、ぜひお試しください。
さくらんぼ|季節限定の特別な味わい

春の訪れを告げるフルーツ、さくらんぼが入荷しました!
まだ走りの時期なのでお値段は少し張りますが、瑞々しくて甘酸っぱい春の味わいを先取りしたい方におすすめです
1パック 約1,000円ほどとなります。
宮崎マンゴー|もう少し待ち!5月ごろから本格入荷予定

濃厚な甘みととろける食感が魅力の宮崎マンゴー。まだ価格が高いため、5月ごろから本格入荷予定です。
本当に美味しい状態のものをお届けできるよう、もう少しだけお待ちくださいね!
割安なミニマンゴーも入荷しています。もし興味があればお問合せください

この時期には、桜の枝や桜の葉の塩漬け、桜の花塩漬けなどの桜商材も増えてきます
料理に取り入れると、一気に春らしい演出ができますよ✨
毎度ありがとうございます。昨年末から続く野菜の高値を通じて「いつになったら価格が落ち着くのか」というご質問を多数いただいておりますので、2025年3月の野菜の相場をまとめました。
主には、東京青果・農水省の相場展望を参考とし、ベジクルの過去の相場データを合わせて記事を作成しております。
今回はフルーツについても簡単にまとめてありますので仕入れ計画の参考にぜひご覧ください。
3月は寒波や干ばつの影響を受けながらも、春作の出荷が本格化する時期であり、全体的には価格が下がる傾向にあります。例年のデータでは、春分の日(3/20)以降に入荷量が一気に増加し、価格が安定するのが通例ですが、今年の3月前半は気温のアップダウンが激しく、雪の予報も出るなど、不安定な気象条件が続いています。そのため、天候次第では相場の予測が外れる可能性もあるため、注意が必要です。
2月は冬作から春作への切り替え期でしたが、地域によって作柄のばらつきが大きく、特に白菜やにんじんは供給不足による価格高騰が続きました。また、北海道産のじゃがいもや玉ねぎは寒波の影響で輸送に遅れが出るなど、市場の流通にも影響が及びました。
果実では、かんきつ類(みかん類)、いちご、りんご、バナナ、パイナップル、キウイフルーツなどが流通の中心。かんきつ類は昨夏の高温の影響で収穫量が減少し、価格が高止まりしている一方で、いちごは2月中下旬から供給量が増え、価格もやや落ち着きを見せています。
市場関係者からは「3月も例年に比べて供給量が少なく、相場が高めに推移する品目が多い」との慎重な見通しが示されています。しかし、ベジクルでは国産野菜にこだわりすぎることなく、輸入品や規格外野菜を活用しながら仕入れコストの削減をサポートしていきます。今後の動向を注視しつつ、柔軟な仕入れ提案を行ってまいりますので、お気軽にご相談ください。

相場見通し:高値継続(前年比113%)
状況:茨城産の前倒し出荷により3月上旬は特に不足気味。兵庫・長崎の春作もやや遅れ。
仕入れポイント:白菜は、貯蔵分の茨城産が残り少なくなり、新物の兵庫産との並行入荷が始まる時期に差し掛かっています。現在流通している兵庫県産は主に淡路島産ですが、全体の供給量は市場の約8%程度にとどまり、引き続き相場は高値推移が見込まれます。
一方で、茨城産の春白菜は3月末頃から本格的に入荷が始まる予定であり、新物が増えるにつれて価格は一気に落ち着く見込みです。ただし、3月前半は気温の低い日が続く予報もあり、家庭での鍋需要が引き続き高まることから、短期的には相場が下がる要素は少なく、強含みで推移する可能性が高いです。
相場見通し:高値継続(前年比130%)
状況:千葉・埼玉産が中心。干ばつと低温が重なり、出荷量は不安定。
仕入れポイント:冬が旬の長葱は、今シーズンを例年比30%以上高い相場で終えようとしています。相場高の背景には、天候の影響による供給不足に加え、「高いうちに売り切ろう」という生産者側の意向もあったと考えられます。
相場見通し:高値(前年比120%)
状況:北海道産中心。新物は寒波影響で収穫量が減少し、価格も上昇傾向。
仕入れポイント:じゃがいもは、例年夏の終わりに北海道で収穫された貯蔵物が4月頃まで入荷するのが通例ですが、今年は入荷の切り上がりが3月中になる可能性が高いとの情報が入っています。
また、並行して入荷する新じゃがいもも、少雨や寒波の影響で不作。このため、貯蔵物が切れたタイミングで出荷が調整されると、一気に価格が暴騰するリスクがある品目です。
葉物野菜と異なり、じゃがいもは貯蔵性が高いため、出荷側が相場を見ながら価格をコントロールしやすい特性を持っています。特にメークインは注意が必要です。1反あたりの収穫量が少ない上、生産面積も年々縮小しているため、新物切り替え時期には必ず価格が高騰するのが通例です。
相場見通し:高値維持(前年比114%)
状況:千葉産が終盤、次の徳島産も生育遅れで全国的に少量。
仕入れポイント:関東近郊の千葉・埼玉産の冬にんじんは、3月中に終了予定。終盤に差し掛かると、表面にぬめりが出たり、すが入ったりと品質が落ちるものの、相対的に価格が安いため、ギリギリまで冬にんじんを取り扱う方針。
一方で、新にんじんは徳島産が圧倒的なシェアを持ち、相場が下がる見込みはほぼゼロ。例年、にんじんの高値ピークは4月10日~GW頃だが、今年は3月中にも価格の暴騰が予想される。この状況を受け、ベジクルでは中国産などの輸入品を代替として提案中。

相場見通し:やや下落(前年比97%)※但し、冬系キャベツの相場は下がらない可能性大。
状況:愛知産の冬系(寒玉)キャベツが終盤に差しかかり、千葉など関東産の春キャベツが増える見込み。冬系は依然高めだが、春系の出荷本格化で全体の価格は徐々に下がる可能性。
仕入れポイント:春キャベツの入荷増により冬系のキャベツの需要分散がなされるが、端境にあたるため業務用需要の強い冬系キャベツは3000円以下になる可能性は低いと見受けられる。輸入キャベツを活用しながらコストを抑制することがおすすめ。
相場見通し:下落傾向(前年比89%)
状況:茨城・群馬産が順調に生育し、2月末から出荷増。
仕入れポイント:今月は比較的安定した価格が見込めるため、需要に合わせて積極活用を。
相場見通し:下旬に向けて弱含み(前年比98%)
状況:熊本・栃木・愛知産がメイン。2月の寒さで小玉傾向だが、3月半ば以降に回復。
仕入れポイント:春メニュー向けに増やすなら、価格が落ち着く下旬が狙い目。
相場見通し:やや下落(前年比95%)
状況:茨城・静岡・香川産が中心。3月中旬以降は数量増の見込み。
仕入れポイント:中旬以降には近郊の茨城産が入荷見込み。これを機に相場が下がる可能性大。
相場見通し:安定(前年比100%)
状況:愛知・徳島・静岡産が中心。出荷量回復で相場は落ち着く見込み。
仕入れポイント:3月の気温はブロッコリーの生育適温と合致するので、相場は下がる見通しだが、安い産地のものを使うと黄色い花が咲いてしまうものが散見されるので発泡・氷詰めをしている産地を選定する予定。
相場見通し:供給安定(前年比98%)
状況:国産の出荷が増え始め、価格も落ち着く傾向。
仕入れポイント:旬を迎えるため輸入品から関東近郊の栃木産へと産地切り替えをする予定。春先のアスパラは柔らかく筋も少ないのでおすすめ。
相場見通し:安定(前年比102%)
状況:鹿児島・長崎など早場地帯から順次増量。大きな乱れは少ない見込み。
仕入れポイント:豆がぷっくりと膨らんでいる愛知産を導入予定。季節の彩りメニューや副菜で活躍。状況次第で価格も比較的安定。
相場見通し:初物高値(前年比120%)
状況:九州・四国など、主要産地の出荷が始まる。まだ数量が少なく高値推移。
仕入れポイント:国産品が使いやすい単価になるのは3月下旬頃になる見通し。中国産も入荷しているので春限定メニューなどに使う場合は、国産品が取り扱いやすい価格帯になるまでは中国産がおすすめ。
きゅうり:冬作が終盤、春作が増加するため3月中旬以降は出荷量アップ。価格は少しずつ落ち着く見通し。
ナス:高知・福岡産が中心。3月は数量が安定し始めるが、まだ平年よりやや高め。
玉ねぎ:北海道産の在庫が減り、新玉ねぎ(九州・佐賀など)にシフト。ただし数量少なめで価格はやや高水準。
ピーマン:茨城・宮崎・高知産が増量し始める。春先には相場が軟化すると予想される。

相場見通し:安定(前年比101%)
状況:気温が上がり佐賀産が増え、3月中旬にピークを迎える。L〜2Lサイズ中心で品質は総じて良好に推移。
仕入れポイント:需要の高まる時期だが、価格と品質のバランスは良好。最高気温が20度程度を超えてくると日持ちしなくなるので注意。業務用には身が固めの「とちあいか」がおすすめ。苺のレポートは別のブログで紹介しているので苺の仕入れブログをご覧ください。
相場見通し:やや高めの安定推移(前年比105%)
状況:静岡・熊本などハウス栽培のメロンが中心。収量は徐々に回復する見込みだが、全体的に高単価で推移する可能性。
仕入れポイント:流通しているものは固めのメロンが多く、すぐに食べられるものは非常に少ない。そのため旬の甘さを求めるなら熟度管理がカギ。食べごろが必要であれば事前にご相談ください。
相場見通し:安定(前年比100%)
状況:フィリピン・エクアドル産ともに順調な入荷。前年並みの価格帯で推移。
仕入れポイント:加工用・スムージー用など幅広く使えるので、安定供給を見込んだ計画を。

3月はまだ高値の野菜が多いものの、春の出荷が増えてくる品目も多いため、相場が安定or下落し始めるものもあります。たとえばキャベツ(春系)やブロッコリー、アスパラ、いちごなどは、今後価格が落ち着きやすいでしょう。
一方、白菜や長葱、じゃがいも、にんじん、長葱などの冬野菜系は引き続き高値が続く見込みなので、在庫状況を確認しながら計画的に仕入れる必要があります。今年の野菜相場は過去に例を見ない価格で推移しているので波乱が起きる可能性は常にありますので今年に限ってでも輸入野菜をうまく使いながら野菜の仕入れコストを下げる工夫をしてもらいたいと考えています。
「旬の食材をうまく取り入れるとコスト管理とメニューの魅力が両立できる」
最新の市場動向を踏まえて、柔軟に仕入れプランを立ててみてください。高値の品目は使用量を抑えたり、安定供給が見込める代替食材を活用するなど、バランスよく対応していきましょう!
ベジクルでは飲食店や食品加工業の皆さまにとって有益な情報を発信することにこだわりを持って取り組んでおります。
コスト削減や旬の野菜を使ったメニューのバリューアップのご相談はお気軽にどうぞ。

2024年の秋以降、鳥インフルエンザの影響が全国の鶏卵業界に深刻な打撃を与えています。特に飲食店経営者の皆さんにとって、鶏卵は欠かせない食材であり、価格高騰や供給不足はメニュー構成やコスト管理に大きな影響を及ぼします。
今回は、実際に鶏卵卸事業者からのヒアリング内容をもとに、最新の流通状況、今後の見通し、飲食店が取るべき対策について詳しくお伝えします。
今年最初の鳥インフルエンザの発生は2024年10月。その後、感染は急速に拡大し、現時点で約840万羽の採卵鶏が殺処分されています。これは国内で飼育されている約1億3,000万羽のうち、およそ6.5%にあたります。
過去最大規模とされた2022-2023年の1,700万羽の殺処分ペースを上回るスピードで進行しており、このまま拡大が続けば、過去最悪の事態となる可能性も指摘されています。
鶏卵卸事業者は現在、商品確保に向けて緊迫した状況に直面しています。
中小規模の卸事業者は、特定の養鶏場への依存度が高い場合が多く、感染拡大が発生すると代替供給先の確保が困難になります。
例として、ある事業者では全体の約40%を特定の大規模農場から仕入れており、ここで感染が発生した場合、供給不足や欠品が避けられないと懸念されています。
供給が不安定になることで、一部の需要が特定の業者に集中し、結果として卵の価格高騰が発生します。業務用だけでなく、一般家庭向けも高くなっており、特殊卵(赤卵など)を追い抜いてしまうこともあります。当然ながら一般家庭では価格が高くなれば買い控えが顕著となり需要の抑制は一定なされますが、業務用となると話は別。
オムライス屋さんや卵をたくさん使用する粉物業態などについては価格がどうであれ使用するわけで高値を牽引するのが業務用需要ということになります。
ちなみに赤卵のような特殊卵は一般的には価格固定が多いため、普通卵ほど相場の変動要素が少なく、価格変化が遅い傾向にありますがこちらも時間の問題で価格が高くなる見込みです。
養鶏場では、鳥インフルエンザの拡大を防ぐためにさまざまな対策が実施されています。
養鶏場への出入り車両はすべて消毒ゲートを通過させ、感染経路の遮断を徹底しています。
具体的には石灰を撒いて通行車両のタイヤを消毒するのとゲートには24時間体制で人員配置をし消毒をしております。
野鳥(鴉も含めて)からの感染を防ぐため、ドローンやロケット花火での追い払い、さらにはレーザー光線での野鳥接近防止など、先進的な対策も導入されています。
農場間の人や物資の移動を最小限に抑えることで、感染拡大のリスクを抑えています。養鶏場に関係のない人は通行すら許可されないのが現状です。
鶏卵卸事業者も、供給リスクに備えるための対応を進めています。
1つの農場への依存を減らし、複数の産地からの仕入れを行うことで、感染発生時のリスクを分散しています。
後述しますが、とは言っても大規模な養鶏場からの調達は避けて通れないので、分散しても限度があります。
加工用卵では、既に液卵や粉末卵が普及しております。これは2022-23の鳥インフルエンザで業界全体が「痛い目」に合っているため需要を分散できるように手配なされているそうです。これらを活用することで供給不安に対応しています。特に業務用ベーカリーやケーキ店では、積極的に冷凍液卵への切り替えをしているようです。
供給不足による価格高騰リスクに備え、需要予測と価格戦略を緻密に立てています。特に普通卵は相場に左右されやすいため、代替商品の提案を進める動きが見られます。なお、長期契約は原則として存在しないため、相場変動の影響を受けやすいことが特徴です。
スーパーは相場の普通卵と比較的価格が変動しにくい特殊卵の両方の仕入れをしています。ただし、普通卵は相場取引が全体の90%以上を占めており、その価格変動の影響を受けやすい傾向があります。
特に、大手チェーンなどの購買量の多いクライアントに依存するような卸業者との付き合いは注意です。簡単に価格を改定できないような大手飲食店と取引をしているような業者ですと、相場高騰リスクによって、その結果、一般飲食店に対して高値で販売する傾向が強まります。さらに品薄になると割安でもチェーン店に優先して供給されてしまうので、非チェーンの飲食店さんにとっては何のメリットもないのです。
仕入れ先の販売構成を把握しておくことは自衛手段としても有効です。大手との取引を誇る会社は要注意とお考えください。
ちなみにベジクルでは大手との取引はございませんのでご安心ください!
飲食店経営者の皆さんも、鶏卵供給の不安定化に備えて、いくつかの対策を講じる必要があります。
卵の仕入先を複数確保することで、供給不足時のリスクを軽減できます。特定の卸業者だけでなく、複数の卸業者や直販ルートも検討しましょう。ベジクルでは卵をトン単位での調達しているので当然ながら複数の鶏卵事業者との取引もあり安定供給ができる環境を整えております!
卵の使用量が多いメニュー(オムライス、親子丼、卵焼きなど)については、代替食材の活用やメニュー構成の変更を検討することが重要です。冷凍の液卵など殻のついていない卵の仕入れについても契約卸から調達は可能です。たくさん卵を使う飲食業態の方はぜひご相談ください。
卵価格が高騰している場合、メニュー価格の見直しも視野に入れる必要があります。ただし、急な価格変更は顧客離れのリスクもあるため、段階的な調整や限定メニュー化など柔軟な対応が求められます。
特にケーキ店やベーカリーなど、一定品質が求められる業態では、冷凍液卵や粉末卵の活用も有効です。安定した供給が可能で、長期保存もできるため、供給不安時の強い味方となります。
日本国内では現時点で鶏へのワクチン接種は認可されていません。その理由として、ワクチン接種後は感染の有無が判別しにくくなるという課題や、卵や鶏肉の輸出に制約が生じることが挙げられます。
毎年冬になると鳥インフルエンザによる供給不安が続いており、根本的な対策が急務です。閉鎖型の鶏舎であっても感染経路が特定できず、発生した場合は鶏舎内のすべての鶏を殺処分する必要があります。その後、ヒヨコから再飼育するため、回復には半年以上かかることが一般的です。
この影響で、養鶏業者、中間流通の卸事業者、飲食店や業務用事業者のすべてが価格高騰によって疲弊しています。
このような状況下で、抜本的な解決策として期待されているのがワクチン接種です。ただし、ワクチンを接種すると国際的には「汚染国」扱いとされ、鶏卵や鶏肉の輸出が制限される可能性があります。しかし、鶏卵の輸出割合は全体の1桁%程度であるため、大きな影響はないとされています。
一方で、ブロイラーの輸出に与える影響が懸念されており、ブロイラー業界の団体がワクチン接種に反対する傾向があることが課題です。
海外の事例として、フランスではすでにワクチン接種が進められており、特に鴨に対して実施されています。この取り組みにより輸出は一部制限されましたが、国内での感染抑制には一定の効果を上げていると報告されています。
日本でも今後、養鶏業界全体の持続可能性を維持するために、ワクチン接種の導入が不可欠となる可能性があります。今後の政策動向と国際的な事例に注目が必要です。
2024年の鳥インフルエンザは、過去に例を見ないスピードで拡大しており、鶏卵供給への影響は深刻化しています。しかし、飲食店としても適切な対策を講じることで、供給不安に備えることができます。
仕入先の分散化
メニューの柔軟な見直し
冷凍液卵や粉末卵の活用
これらの対策を今から準備することで、将来的なリスクを最小限に抑えることができるでしょう。
最新の動向や具体的な仕入れ相談については、ぜひ私たちベジクルにご相談ください。
安定供給のパートナーとして、全力でサポートいたします。
毎度ありがとうございます!
気づけば1月も終わり、まだまだ寒い日が続くものの、少しずつ春の訪れを感じる季節になってきました。
先月まで続いた歴史的な野菜の高騰もようやく落ち着きを見せ、市場全体の相場が下がりつつあります。
暦の上では2月3日の節分から春が始まるとされていますが、実際には冷え込みが厳しく、
本格的な春の訪れはもう少し先になりそうです。
そんな中、大田市場には春の息吹を感じさせる野菜が続々と入荷中!
今回は、春の訪れを告げる 山菜 を中心に、今が旬の 春野菜 をご紹介します🌿

🌸春のあしらい
梅の枝は白梅、紅梅と鮮やかに。
桃の枝は1月後半から入荷スタートしました。
1月に高騰していた野菜の価格も、ようやく落ち着きを見せ始めました。
入荷量が多いわけではないものの、「高悩み」(価格の高止まりによる買い控え) の影響で、
徐々に市場全体の相場が下がってきています。
ただし、週末には関東でも雪の予報が出ており、天候による影響には引き続き注意が必要です。
ベジクルでも仕入れ価格を抑えられるよう努めておりますので、お得なタイミングでの仕入れをおすすめします!
価格上昇は見られず、全体的に相場が落ち着いてきました。
「高値疲れ」「節約志向」「輸入増加」「冷凍野菜へのシフト」などが影響しており、高値のピークは過ぎた感があります。
| 品目 | 前週比 | 昨年比 | 平年比 |
|---|---|---|---|
| キャベツ | -11% | +220% | +220% |
| レタス | -12% | +121% | +121% |
| 白ネギ | -12% | +129% | +129% |
| トマト | -12% | +112% | +112% |
| 大根 | -10% | +126% | +126% |
| じゃがいも | -13% | +135% | +135% |
| ブロッコリー | -13% | +164% | +164% |
💡 キャベツは依然として平年比220%と高水準。
猛暑、台風、害虫被害、旱魃といった複合的な要因が不作の背景に。
2月17日以降、アボカドの価格が上昇する見込みです。
輸入商社からの案内では、主に為替の影響で仕入れ価格が上がるとのこと。
サイズダウンも検討しましたが、歩留まりを考慮し、現行のサイズを維持したまま供給を続ける方針です。
仕入れ価格は1玉につき約100円程度上昇する見込みですが、
ベジクルでは値上げ幅を100円以下に抑えられるよう調整し、安定供給を目指します!
輸入生鮮野菜の急増
加工業者からは5月半ばまでの継続供給依頼が増加中。国内産地の供給が不足する見通しです。
董立ち(とうだち)リスク
3月以降の気温上昇予想により、野菜の董立ち(早期成長による品質劣化)が懸念されています。
天候:強烈な寒波で、関東でも積雪予報。
市況:天候次第で価格は乱高下の可能性あり。
需要:2月は例年、需要が弱まりがち。天候による影響が大きい一週間となる見通しです。

ベジクルの人気商品 「カラフル野菜」 のラインナップをご紹介!
この時期にぴったりの色鮮やかな野菜が、続々と入荷しています。
カラフルな野菜は、料理のアクセントになるだけでなく、栄養価も抜群!
お肉料理の付け合わせや、サラダにプラスワンするだけで、一気に華やかな仕上がりに。
ぜひ、日々のメニューに取り入れてみてください。
・レディ大根(赤大根)
鮮やかな赤紫色が特徴。サラダやピクルスにすると見た目も華やか。
・スイスチャード
色とりどりの葉脈が美しい葉野菜。サラダや炒め物におすすめ。
・ カラフルミニトマト
甘みと酸味のバランスがよい色とりどりのミニトマト。カプレーゼにも◎。
・マイクロスイスチャード
スイスチャードのベビーリーフ。クセがなく、トッピングに最適。
・黄色ズッキーニ
ほんのり甘みがあるズッキーニ。グリルや炒め物にすると美味しい。
・ロマネスコ
カリフラワーの仲間で、コリっとした食感が特徴。茹でてサラダや付け合わせに。
春の訪れとともに、市場には旬の山菜が続々と並び始めています。
独特の香りやほろ苦さが特徴の山菜は、まさに春ならではの食材。
冬の間に眠っていた体を目覚めさせるといわれるポリフェノールが豊富で、春の養生食としても知られています。
また、山菜は食感や風味がそれぞれ異なり、料理のアレンジ次第で幅広く楽しめるのも魅力です。
この時期にしか味わえない、春の味覚を堪能できる山菜たちをぜひチェックしてみてください!


「山菜の王様」と称される、春を告げる逸品。
たらの芽は、その独特なフォルムと濃厚な風味が特徴の山菜で、春の訪れを告げる代表的な食材です。
ほんのりとした苦みとコクのある味わいが特徴で、天ぷらにするとカリッとした食感とほろ苦さが絶妙なバランスに。
たらの芽は、太陽の光をたっぷり浴びて育つため、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
また、抗酸化作用があるポリフェノールも含まれており、体を目覚めさせる食材としても知られています。
おすすめの食べ方:

クセがなく食べやすい!春の訪れを感じる、鮮やかな緑の山菜。
くるんと丸まったフォルムが特徴的なこごみは、苦みやアクが少なく、山菜初心者にもおすすめの食材。
若芽のようなやわらかい食感で、シャキシャキとした歯ざわりが心地よく、和食・洋食どちらの料理にもよく合います。
特に、ビタミンCや食物繊維が豊富で、整腸作用や美肌効果が期待できるのもうれしいポイント。
春のサラダやパスタ、胡麻和えなどに加えると、彩りも美しく仕上がります。
おすすめの食べ方:

「雪うるい」とも呼ばれる軟白栽培のうるいは、生で食べられる珍しい山菜。
うるいは、クセのないやさしい風味とシャキッとした歯ごたえが特徴で、ほのかなぬめりがあるのがポイント。
軟白栽培された「雪うるい」は、白い部分が多く、よりやわらかな口当たりになります。
春野菜の中でも特に調理の幅が広く、サラダや和え物にすると、みずみずしさが際立ちます。
また、火を通すとぬめりが増し、より食感が楽しめるように。
おすすめの食べ方:

ニラのような香りが特徴の、パンチのある山菜。
のびるは、野草の一種で、香りが強く、ほんのり辛みを感じる独特な風味が特徴です。
天ぷらやおひたしにするとクセが和らぎ、食べやすくなります。
また、のびるにはアリシンという成分が含まれており、血行促進や疲労回復にも役立つと言われています。
「春のスタミナ野菜」として、旬のうちにぜひ取り入れたい一品です。
おすすめの食べ方:

ほろ苦く、ピリッとした辛みが特徴の菜の花。
菜の花は、春を代表する野菜のひとつで、ほろ苦さの中にほんのり甘みも感じられる奥深い味わいが魅力です。
鉄分やビタミンCが豊富に含まれ、貧血予防や免疫力アップにも期待できる健康食材。
シンプルな調理法でも美味しく、特に「辛子和え」や「お浸し」は定番の食べ方です。
また、ペペロンチーノやグラタンなど洋風アレンジにもよく合います。
おすすめの食べ方:

特有の香りとシャキシャキした歯ごたえが魅力の春野菜。
山うどは、春の訪れとともに市場に出回る山菜で、独特の爽やかな香りとシャキシャキの食感が特徴です。
「山菜の貴公子」とも呼ばれ、上品で繊細な味わいを楽しめます。
アク抜きをするとクセが和らぎ、炒め物や和え物など様々な料理に活用できます。
また、皮も捨てずに調理することで、より山うどの香りを堪能できます!
おすすめの食べ方:
山うどは根から葉先まで食べられるので、余すことなく春の恵みを楽しめます。

わさびの花が咲く前の若い茎。爽やかな辛味とほろ苦さが特徴。
花わさびは、山間部で育つわさびの花が咲く前の若い茎や葉を収穫したもの。
口に入れた瞬間にツンとくる辛みと、ほろ苦い風味がクセになる、まさに「大人の味わい」の山菜です。
時間を置くことで辛味が増すという特性があるため、漬け込み料理にすると味の変化も楽しめます。
シンプルな味付けで、花わさび本来の風味を活かした料理がおすすめです。
おすすめの食べ方:
花わさびは、新鮮なうちに調理するとより辛味を楽しめるので、仕入れたら早めの調理がおすすめです。
市場には春野菜が続々と入荷中!
寒さの中にも春を感じられる旬の味覚を、ぜひお楽しみください。
次回も、最新の市場情報やおすすめの野菜情報をお届けします!