愛媛の国産レモン産地レポート

2022.12.04
産地視察
フルーツ情報
愛媛の国産レモン産地レポート
毎度ありがとうございます。
今回は国産レモンの仕入れをしに愛媛県今治市までひとっ飛びしてきました。
今治タオルで有名な今治(いまばり)市です。
瀬戸内海の離島の一つでレモンを作っている
若手レモン農家さんとは数年のお付き合い。
今回も勉強になることがたくさんあったので
ブログを書かせていただきました。
目次
レモンは景気のパロメーター。
フード、ドリンクともに使われるレモンは
コロナの影響を受けた青果物の一つです。
ドリンク重要の影響を大きく受けるので
最近は緊急事態宣言の2021年5月と11月で比べると
な、なんと販売量が250%に増えております。
レモンはベジクルの販売TOP10に入るフルーツ。
今回は畑の情報と流通について勉強しながら書かせていただきました。
レモンの流通について
レモンの流通数量
改めて調べてみるとアメリカチリなどの輸入品が
約90%を締めており国産はごくわずか。
2018年のデータでは総数量は
輸入が89%
国産が11%(約6300t)です。
国産レモンの栽培地域
柑橘なので冬場が旬なのですが霜に弱いので
温暖で風の通りがいいところでしか
栽培できない少し気難しい種類です。
そのため、国産では愛媛県、広島県が主で
瀬戸内海周辺での栽培がほとんどです。
都道府県別のシェアは
広島県産42.1%
愛媛県産31.3%
和歌山産9.6%
輸入レモンと国産レモンの違い
輸入レモンは産地リレーをしながら世界中から通年入荷しますが
国産レモンは10月から3月までの限定入荷になります。
輸入レモン
輸入レモンは色形が揃っていて傷も少なく綺麗です。
もちろん価格も輸入のほうが割安なので悩ましいところですね。
輸入品なのでアメリカ産が中心となり
通年の供給ができるのは魅力のひとつです。
140玉入り約15kg 約90g少し大きめのサイズです。
写真のツヤ感が防腐剤の入ったワックスが付いているためです。
残念ながら自然のものではありません。
国産レモン
国産のレモンは青い状態で収穫されるものが多いです。
時間の経過とともに色が抜けて黄色いレモンになります。
輸入品のレモンは船便で数週間かけて輸入するので腐らないように
表面にイザマリルという防腐剤をかけるので防腐剤が気になる方は国産レモンがおすすめです。
国産レモンの産地レポート
ベジクルの仲間の若手レモン農家さんを
訪ねて行ってきました。
瀬戸内の海風が抜ける山の斜面で栽培しています。
日当たりがとても良く、空からの日光、海っからの照り返しの光と
気持ちのいい場所。
雨が少なく温暖なこの辺りの地域は
「みかん」「清見オレンジ」などの
柑橘を幅広く作っているケースが多いです
清見オレンジ🍊
収穫したあとは選別にかけられます。
傷の有無、サイズによって6~8種類に選別。
こちらは収穫後のの「みかん」
既にみかんは収穫が終了しており、ここから先の時期は
他の柑橘の収穫時期になっています。
複数の種類の柑橘を栽培することにより繁忙期を分散
稼働時期をのばし雇用が生まれているそうです、
洗浄もされます。
傷のないレモンは贈答用にご利用いただいております。
レモンの販売先
国産レモンは主に食品加工のお客さまにご納品しております。
今回は12月、1月、2月の3回に分けて
約22tを仕入れさせていただくことにしました。
ドライフルーツを作っている
食品加工メーカーのお客さまにご納品をさせて頂く予定です。
ベジクルとお取引のある飲食店様にもご納品は可能です。
ご希望ある場合はご相談ください!
輸入レモンは飲食店のお客さまにご納品しております。
また、レモンはベジクルの主力商品の一つで、多い月は5万個近く販売しております。
少し大きめの140玉サイズです。( 1箱15kg前後 )
輸入レモンは市場を介さず輸入商社さんと直接取引をしている商品です。
大量仕入れをしているので業界トップクラスの価格で掲載しています。
ベジクルLiteでは、業界最安値で販売をしております。
野菜の仕入れにはベジクルLiteをご覧になってくださいね。
ご注文お待ちしております🍋