ブルーベリー

2019.01.29

フルーツ情報

ブルーベリー

「目にいいだけでないブルーベリーの力」

ご自宅でも育てることができる果物のひとつ、ブルーベリー。
比較的栽培しやすいということで気軽にお家で育てることができますし、しっかりした管理で農薬なども使わずに栽培できる、という点が大きな魅力として人気のある果物なのです。
もちろんおいしくて、たくさん収穫できればジャムなどを作ることができます。
テレビなどでもよく見かけると思いますが、目の機能にとてもいいとされている成分が含まれているということでサプリメントなどとして販売されていますよね。
 
ブルーベリーはヨーロッパなどでは視力の果実、果物と言われているだけあり、ブルーベリーに含まれるアントシアニンという成分が豊富で、眼精疲労、老眼改善という目の機能を高めるのにとても効果的です。
さらにアントシアニンには体をさび付かせ老化や癌などの原因だとも言われている活性酸素を取り除く作用がある坑酸化作用があるのです。
アンチエイジングや癌予防に効果的だとされています。
 
またブルーベリーには食物繊維も多く含まれます。
皮や種をそのまま食べることができる果物であることから便秘の予防、改善、そしてコレステロールを体外に排出するという効果も持っています。
 
おいしいブルーベリーは皮の色が濃くて鮮やかな青紫色をしているものです。
しっかりとした張りのある果皮で比較的大粒のもの、そして白い粉、ブルームと言いますが、これが付いているものが新鮮だと言われています。
ブルームはそのまま食べても問題ありませんが、洗い落とす場合には食べる直前がいいですよ。
ブルーベリーは追熟しない果物ですので冷蔵庫で保存いてできるだけ早く食べましょう。
食べきれない場合には冷蔵保存するのがおススメです。
青く輝く小さな果実、今注目のブルーベリー
ジャムで有名なブルーベリーは、20世紀に入って品種改良されて出てきた、比較的新しい品種の果実です。
熟すととても綺麗な濃い青紫色になることからこの名前がついたと言われます。この青紫色になる色素、アントシアニンという物質は人間の目や体にいいとされ、一層注目を集めています。
ブルーベリーの原産地は北アメリカ。1960年代に、改良された品種が日本に入ってきました。
以来、日本各地で栽培が進められ、現在は長野や茨城、群馬、東京などが国内の主な産地となっています。国内に出回っているブルーベリーの半分以上は、国産のものなのです。
また、このブルーベリーの中には、大変多くの栄養素が含まれています。
青紫色の色素であるアントシアニンは、目にいいばかりでなく、抗酸化作用もあるといわれています。
ポリフェノールの一種で、コラーゲンの合成を促進したり、ガンや自己免疫疾患の予防や改善、老化防止にも有効だと期待されているのです。
ブルーベリーは熟すと甘さが増すために、ジャムだけでなく、そのままで食べることもおすすめです。ヨーグルトなどと合わせたりすれば、ブルーベリー本来の果実の味を楽しむことができます。
旬にあたる6月中旬から9月上旬にかけては、各地の農園でブルーベリー狩りが行われていて、実際に摘み取りを体験できます。
家族で参加し、摘み取った果実をその場で食べられるイベントは、毎年とても好評です。
ジャムとしてだけでなく、本来の実そのものを楽しむこともまた、注目されて始めているのです。