旬の話題「たねなし柿」
2024.09.23
フルーツ情報
旬の話題「たねなし柿」
毎度ありがとうございます!
ベジクルのたてのです。
今回の旬の話題は「たねなし柿」です。
私の地元和歌山は柿の産地としても有名で、この時期から毎年たくさんの柿の出荷がはじまります。
今年はカメムシ被害が深刻で、出荷量が例年に比べて7割減との話もあり心配です。
さて、たねなし柿ですが、これはもともとは渋柿です。
渋柿をアルコールや炭酸ガスなどで渋抜きをして出荷されているので甘くて美味しい状態で届きます。
昔の人の知恵って本当にすごいですよね。
渋抜きといっても、渋味が消えてしまう訳ではなくて「感じない状態」になるのです。
そのまま切って食べる分には問題ありませんが、加熱して食べようとすると渋味が戻ることがあるので注意が必要です。
ジャムなどの加熱用には富有柿などの甘柿をオススメしています。
たねなし柿の魅力といえば食べやすいこと。
種を気にせず切れるので調理も簡単で良いですよね。
シャキシャキとした歯応えがとても良く、サラダのアクセントにも活躍します。
中身をくり抜いて器にして、中に白和えにした柿を入れて提供するのも面白いです。
ドレッシングにしても美味しいのでお試しください。