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ベジクルのたてのです。

今回の旬の話題は「万願寺とうがらし」です。

とうがらしと聞くと辛いもの、と思われそうですが、万願寺とうがらしは甘長とうがらしとも呼ばれる辛味の少ないとうがらしです。
出始めの時期が特に柔らかくて辛味も感じにくく美味しいです。

グリルで丸焼きにして肉料理の付け合せやポン酢などと合わせて焼きびたし、炒め物など暑い時期にピッタリの食材です。

種の食感が気になる場合は取り除いて頂ければ大丈夫ですが、種も美味しいのでぜひ丸ごとお使いいただきたいです。

万願寺とうがらしは辛味の少ないとうがらしですが、栽培の過程で辛味が出る場合があります。
暑すぎて水不足になったり、株が疲れてストレスがかかったりすると辛味が出てしまいます。
生産者さんによっては出荷前に試食して辛味が無いことを確認して出荷しておられる方もいらっしゃるそうです。

生で細切りにして塩昆布と和えるだけで一品ができますし、肉詰めなどのアレンジも良いのでは無いでしょうか。
簡単にバリエーションが作れるので、ぜひ夏のメニュー作りにお役立てくださいませ。