大田市場の野菜ニュース (2022年12月3日版)

2022.12.03

野菜通信

大田市場の野菜ニュース (2022年12月3日版)

毎度ありがとうございます。
つい先日の暖かさが嘘のよう。

真冬を感じる寒さとなっておりますね。

最高気温が15度を下回る状態が続いており
生育が遅れているようで入荷量がジワジワと減少してきました。

主力産地である西日本エリアも今年は寒くなる可能性が高い
長期予報がでているので心配しています。

今週はバイヤーが愛媛に国産レモン🍋を調達しに行ってきました。
産地の状況はこちらをごらんくださいね!

今週の大田市場、野菜相場は安くなりました。

寒さに強い冬野菜は潤沢に入荷があります。
しかし気温が低下している影響で夏野菜類の入荷が減少しています。

果菜類が高いです

・とまと
・きゅうり
・茄子
・ピーマン

これらの野菜は「夏野菜」と呼ばれる夏場が旬の野菜達。
加温しないと生育は促進できないためは燃料コストがかかります。

※特に「しし唐」は年末年始には1パック800円になる事があるので注意!
 

この先年末にかけては需要が強くなるので全体的に高くなっていく見通しです。
主力産地が西日本、九州地方となるので天気

 

こだわり野菜のご紹介です🥕 

冬の野菜
今回は、お腹の中から温まるような冬野菜をご紹介
冬の野菜の多くは体温を上げる効能があると言われています。
お鍋や温野菜サラダ、煮物など是非お試しくださいね。

 

聖護院大根

 

聖護院大根

京野菜一番人気!
聖護院大根です。
さらりとした舌触りが特徴の丸大根。
煮物(炊きもの)にするのが定番ですが
千枚漬け風にしても美味しいです。

 

海老芋

 

海老芋
ねっとりとした里芋独特のぬめりが少なく
ほくほくとした食感とほんのり甘い食味が特徴です。
厚切りにしてステーキや、揚げ物にしてみるのも
美味しいです。
今週は特売でご用意するので是非試してみてください!

 

金時人参

 

金時人参

濃い紅色をしている人参です。
火を通すとより綺麗に発色します。

入荷は11月~1月後半までの限定野菜です。

 

下仁田葱

 

下仁田葱

市場の規格でも最も太い2Lサイズを用意しています。
焼き目をつけて、葱のステーキなんていかがでしょうか。

この葱は生食には向いていないので
お鍋や焼き物など加熱調理してご利用になってください。

霜にあたると葉が茶色くしなびていることがありますが
こちらは美味しさのサイン。鮮度が古いからではないのでご安心ください。

黒皮南瓜

 

黒皮南瓜

旬はは春から夏なのですが、
可愛い南瓜なのでご紹介します。
通常出回っている南瓜は西洋種になります。

こちらは、在来種とよばれる
昔から日本にあるタイプの南瓜です。
包丁を入れると、スーッと入るくらい皮が柔らかく
調理しやすいのが特徴。
肉質はねっとりしていて美味しいです。
(参考価格1個800円)

 

オニオンヌーボー

 

オニオンヌーボー

ついに入荷!5本単位での出荷となります。
古くは江戸時代に年貢の換金作物として
将軍様も口にした (かもしれない!?)
葉玉葱です。

今週はコレが一番のお勧めでして
調理してきたので下でご案内しますね。
グリル、揚げ物(天麩羅にも)
加熱すると甘みが強く旨いです。

 

京春菊

京春菊

京都の春菊は生で食べても美味しい品種です。
葉のギザギザが少ないのが特徴。
筋が少なく柔らかくエグみが少ないので

サラダにも使えます。
加熱する際には、すぐ火が通ってしまうので
ご注意くださいね。
(参考価格380円)

 

お鍋や温野菜に使えるキノコをご紹介

 

こだわりのきのこ

写真左より
・たもぎ茸(黄色)
・株なめこ
・白舞茸
・柿の木茸
・とき色平茸(ピンク)

一番のお勧めはとき色平茸です。
産地が一つしかないので入荷不安定要素はあります。
しかし、加熱しても色が残るのでお料理の彩に使えます。

今週の特売

・金時人参     1本 200円

・聖護院大根    1本 580円

・えび芋     1本 500円

・下仁田ねぎ   1本 100円

・京春菊     1本 250円

・とき色ヒラタケ 1本 300円

・メロゴールド  1個 150円

メロゴールドは酸味の少ないグレープフルーツで皮が向きやすいのでオススメです。
すごく美味しいので是非食べてみて下さい。