大田市場の野菜ニュース (2023年10月14日版)

2023.10.14

野菜通信

大田市場の野菜ニュース (2023年10月14日版)

毎度ありがとうございます。ベジクルです!

冬季出荷予定の根菜を視察してきました。

写真は人参の畑です。

今年は少し遅れている雰囲気です。

 

今週の大田市場、野菜価格は持ち合い。

産地の切り替えリレーがあまり上手く行っていないようで
入荷数がなかなか増えてきません。

品薄になっている野菜も出ているので難しい時期です。
価格が安くなった野菜は殆どございません。

来週以降キャベツ、大根の産地が切り替わる見通しです。
それ以降は野菜の仕入れ価格が安くなります。

 

■果菜類は強気の野菜価格です

・トマト🍅
・茄子 🍆
・きゅうり🥒

※トマトが信じられないほど高値に

1箱5000円近い相場になっているので
ご使用はお控えいただくことをお勧めします。

主な原因は、今年の夏が暑すぎて受粉前の花が落ちてしまう
「花落ち」という現象が発生したためです。

主に高温障害と呼ばれる人間でいう「熱中症」だと
お考えください。

後続の産地は「熊本県産」になるのですが、切り替え時期が10月末になる予定です。
今月は可能な限りトマトのご使用を抑えていただけると幸いです。

 

今週の旬野菜をご紹介

 

大人気のおすすめ野菜BOX!

 

・バターナッツ南瓜
・紅しぐれ大根
・ケール
・カラフルミニトマト
・黃ズッキーニ
・黄人参

メニューに差のつくカラフル野菜をご用意してます。
普段のお料理にプラスワンをぜひお試しください🥦

 


食用菊、もって菊

黄色の「食用菊」、紫の「もって菊」どちらも入荷しています。
花びらを散らす感じでご使用いただいております。
コスパが良いのでお試しください!

 

 


さつま芋「シルクスイート」

 

じっくりと火を通すと少しネットリするのが特徴。

ホクホクの「ベニアズマ」と並行してラインナップしています。
デザートメニューや天ぷらにもオススメ。

 


霜降りひらたけ

キノコのホクトさんの商品。
ヒラタケは旨味成分が多いので、煮込みに入れても美味しいです。
ぷりぷりとした食感が特徴です。

今週は特売でご用意しておりますので是非!


 

 

今週の特売🍊

発注サイト「タノム」から月曜日に届くニュースレターをご覧ください。

 

大長茄子
ズッキーニ
蓮根
ラ・フランス
霜降りひらたけ

 

をご用意いたしました🍐

 

 


《予告編 まもなく取扱スタート》

 

下仁田ねぎ

下仁田葱   

葱の王様。下仁田ねぎ。
通常は3Lサイズを取り扱っておりますが
現在は入荷したてで少々細めです。

 

火を通すとトロトロになるのが特徴。
私の一番好きな食べ方は「大名焼き」です。

お鍋や汁物に入れる方も多いですが、
香りが強く出すぎてしまうので、焼きか揚げがおすすめ。

 

そろそろ鍋の時期に突入ですね🥬

寒くなってくると、白菜、大根など冬野菜が甘くなります。

来週以降またご案内をさせていただきます!

 

編集後記

今年は過去最高と言っても過言ではないような野菜相場になっています。
特に今年はトマトときゅうりが異常なくらい高くなっています。
トマトは夏野菜じゃないかという声もいただくのですが、35℃を超える高温が続くとバテるのは人間も野菜も一緒なようです。

新宿の淀橋市場や豊洲市場、足立市場では1箱で1万円近い相場になるケースも出ているようです。
毎年1o月のトマトは産地切り替えの端境期になるため、そもそもが高い傾向であり月末の産地スイッチ時期前が価格のピーク。

今年は高温障害でとんでもなく品薄な状況に加えて、端境期という時期的な要素も相まって高くなっている状態です。

果菜は [夏野菜] 日照時間の影響を大きく受けるので、もう少し価格が高値圏で推移する可能性が高いです。
また、この先の野菜相場については一つの目安として「最高気温15℃」が分岐点です。

最高気温が15℃という冬の気温になると野菜の生育が一気に鈍るので
そのタイミングでトマトをはじめ果菜類が高くなります。