大田市場散策・・・野菜通信です

2018.02.24

大田市場散策・・・野菜通信です

From 池田 将義
毎度ありがとうございます。
センターが市場から離れても毎日市場に顔を出してます(^^)
ガチャガチャした雰囲気は相変わらずだけれど
ここで育った僕からすると心地良いんです。
 

 
モートラという怪しい乗り物やフォークリフトが激しく走り回る大田市場。
おじいさんの代から付き合いのある仲卸や仲間達。
 

 
そんな僕の日常もお客さまにとっては新鮮だと思ったので
これからも気まぐれで書いてみようと思います。
 

 
カメラマンさんに取材してもらったのですが、写真が多いので詳しくは編集後記に・・・
 

大田市場の野菜相場、上げているものがあります

 
キャベツ、白菜が高くなっております

キャベツの価格が以上水準に到達してしまいました。
1ケース5000円超えてるとは、、、驚きです。
さすがに損して値付けをせざるを得ない状況です。
ご理解頂くとともに、ご使用の頻度を調整いただけると幸いです。
春キャベツのほうが100円程度は安くお出しできるのでご検討いただければと思います。
それにしても、この時期にキャベツがこの価格というと3月末〜4月にかけても大荒れに
なる可能性があります。場内もネガティブな情報が多いので頭に入れておいて下さいませ。
また、白菜は新物の「淡路産」に切り替わりのタイミングのための高値です。
毎年この時期は高くなるのですが、3月入ると下がる傾向にあるのでご安心下さい。
 
 
下がっている野菜も盛りだくさんです\(^o^)/安心して下さい
レタス
サニーレタス
グリーンリーフ
きゅうり
水菜
ほうれん草
大根(気持ち程度)

野菜相場が下がる原因は複合的です

野菜が高くなる際は入荷数量が少ないことが主ですが、
下げてくれる時はいろいろな要素が絡んでいるので書いてみました
秋の台風22号以降に苗を植えた野菜たちの出荷が増えてきている
気温と日照時間が伸びてきている
月末が近づいてきているため売れ口が鈍い
結局はこの先の気温上昇と日照が絶対条件です。
最近また冷え込んでいるので気が抜けませんが
少しでもいい値段でお届けできるように最善を尽くします。

今週のこだわり野菜です\(^o^)/


泉州水なすです。
まだハシリなので欠品する可能性も少々あります。ご注意下さい。
ここから10月までの期間入荷のある「生食できる茄子」です。
アクやエグミもなく、柔らかくミズミズしい。
バーニャカウダにも最高に合う一品です。
野菜のお刺身や自家製の浅漬けも美味しいですが、私は天ぷらや炒め物で食べています。
贅沢な一品です。ぜひお試しくださいね。

国産ホワイトアスパラガス
春を告げる野菜として有名なアスパラガスですが、こちらは遮光栽培(日に当たらないように栽培することです)
をして丁寧に作った国産品です。
メニューの差別化にいかがでしょうか。

 
こちらは徳用の輸入品です。
品質は少し劣りますが、大量にご使用になるのであればダンゼンお得です(^^)

 
新玉ねぎです
サラダにグリルに、、辛味が少ないので使い方イロイロですね

雪うるいです(写真左)
色の薄い「雪うるい」
緑の濃い「うるい」
とありますが、雪うるいはクセが全くない珍しい山菜です。
(少し粘り気があります)
バーニャカウダやお浸しにいかがでしょうか。
バーニャに入れると春っぽさが際立ちますよ〜
今週は特売をご用意させていただいております(^^)
詳しくは月曜にお店に届く「野菜通信」をご覧くださいませ。

編集後記
大田市場の野菜仕入って非常に難易度が高い場所です。
なぜかというと選択肢が多すぎるからです。

みかん一つとってもこれだけの種類があります。
仕入先との長い信頼関係を構築してくれた祖父のお陰で
僕たちはこの市場で強い仕入ができています。

本日の仕入のキャベツです。これはほんの一部で1日200ケース程度の販売量があります。

白いいちごの入荷も細々とございます。
こちらは1パック2000円もする高級品です。
特別なデザートを作る際にはぜひご相談下さいませ