野菜通信 2020年のご挨拶
2020.01.05
市場情報
野菜通信 2020年のご挨拶
From 池田 将義
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
2020年はオリンピックの年ですね。
食の業界も卸売市場法の改定があり変化が起きそうな予感。
一つ一つを丁寧に。
お客さまの役に立てるよう最善を尽くします。
年始は市場営業が変則となっております。
ご注意ください。
1/5(日)が初荷
1/6(月)は通常営業
1/7(火) 市場休み
1/8(水) 市場休み
年始で入荷数量が不足することが予想されますので
ご予約を優先とさせていただいております。
ご協力のほどよろしくお願い致します。
初荷の大田市場をご案内!
ご祝儀相場の「さくらんぼ」1箱80万円だそうです。
1粒1万円くらいの価格です。ビックリ
宝船は年始の限定商品。
20万からのご祝儀相場です。
落としているのは仲卸がほとんど。
当日飾って、その後に
取引先のスーパーに持っていくみたいです。
私も若い頃は、これを落としたいと考えていました。(^^)
オリンピックの期間は物流が圧迫されることが予想されます。
「野菜✖️物流」がべジクルのビジネスモデル
だれも解けていない物流のパズルをいち早く解くために
物流機能を最大化し、センター移転を予定しております。
(移転して2年も経過していないのですが…)
お取引規模が移転当時の倍まで成長したため移転を決断した次第です。
私どもの売り上げが伸び成長することが、
お客様のメリットとなるように日々考えております。
仕入量が増えて、仕入れが下がり
取扱量が増えて、設備がより良くなり
スタッフが増えて、体制が安定します。
年始の大田市場、野菜相場は全体的に下がってのスタートです。
年末から続く産地の出荷調整もあったのですが
・例年に比べ気温が高かったこと
・雨がいい具合に降ってくれていること
珍しく年始の相場が下がっております。
来週以降の価格変更のタイミングで値下げさせて頂きます(^^)
最近お客さまより
『いつになったら安くなるの??』
『なんで高いの??』
とお問い合わせ頂くことが多いので、
野菜の価格が安くなる為への条件を書いてみました。
野菜の相場は需要と供給のバランスで決まります。
①入荷増加→気温が上がり生育が加速すること
②入荷増量→産地が増えて入荷全体量が増えること
③需要衰退→野菜が売れなくなって入荷分があまり出すこと
天気が良くなって入荷数が増えてくれるしか選択肢は無さそうです。
また、3月頃になれば春の産地からの入荷が始まるので入荷元が重複すれば
供給量が増え相場は下がる可能性が大きいです。
今の時期の産地は西南暖地です
西南暖地とは九州、四国、東海地方を中心とした
冬の野菜産地を言います。
ここの気温が上がってくれたお陰ですね。
市場にも春の野菜が少しずつ入荷しています。
まだ年始のため安定入荷しておりませんので
今回は少しだけ山菜をご紹介させてもらいますね(^^)
写真は中国産の筍です。
ふきのとう
こごみ
タラの芽
葉玉ねぎ
後日、山菜の特集ページをご用意しますのでお楽しみにどうぞ(^^)
では本年もどうぞよろしくお願い致します。
<参考URL>
卸売市場情報