なぜ“八百屋(ベジクル)”が? 卸売業の「当事者」が…
2025.11.03
ラクシーレ
なぜ“八百屋(ベジクル)”が? 卸売業の「当事者」が創る“本物”のDX|ラクシーレ
「なぜ“八百屋(ベジクル)”が、業界のプラットフォームになれるのか?」 〜10,000店舗の納品責任が生んだ、“本物の”業界DX〜
「ラクシーレ」というサービスをご紹介すると、多くの経営者様から、ある共通の“疑問”をいただきます。
「発注・請求の一本化? システムの話か。IT企業が作ったサービスだな」 「売掛金の未回収リスクを保証? まるで金融(ファクタリング)じゃないか」 「配送ルートの最適化? 物流コンサルの仕事だろう」
そして、私たちが「運営元は、ベジクルという業務用野菜の卸売会社です 」と明かすと、皆様、例外なく驚かれます。 「なぜ、“八百屋”が、そんなことを?」
これは、当然の疑問です。 なぜ、畑違いとも思える「青果卸」のベジクルが、IT、金融、物流という他業種の専門領域を横断する、巨大なプラットフォームを運営できるのか。
その答えは、驚くほどシンプルです。
私たちが、この食品卸売業界の“地獄”を、誰よりも知っている“当事者”だからです。 そして、その“地獄”を、自らの「血と汗」で15年以上かけて乗り越えてきた「解」こそが、ラクシーレの原型だからです。
第1章:私たちは、あなたの“痛み”をすべて経験してきた
「IT企業」や「コンサルタント」が、この業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)に乗り出そうとするとき、彼らはまず「課題は何か?」を“ヒアリング”することから始めます。
私たちは、その必要がありませんでした。 なぜなら、PDFの資料 に並んでいる、卸売業者の皆様が抱える「悩み」…
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「新規営業に人も時間も割くことができない」
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「飛び込みやテレアポでは取引に至らない」
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「取引をしたくても代金回収のリスクが不安」
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「異なる複数の発注方法に合わせるため 受注工数が取られる」
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「顧客数に比例して請求書発行や 入金確認の経理工数が増大している」
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「飛び地のお客様のために 配送コースを伸ばさざるを得ない」
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「配送トラックの積載効率が悪い」
これらすべては、私たちベジクルが「業務用青果卸」として、創業以来ずっと苦しみ続けてきた“痛み”そのものだったからです。
「机上の空論」の課題ではなく、「今月の資金繰りをどうするか」というレベルの、生々しい“経営の現実”として、私たちはこの“地獄”のど真ん中にいました。
第2章:なぜ“青果”卸か?―「物流の“ラスボス”」を制した者が、物流を制する
ラクシーレの仕組みの核は、「物流の最適化(=配送ルートマッチング) 」と、その未来像である「共同配送」 構想にあります。
「なぜ、“八百屋”が物流を語れるのか?」 いいえ、逆です。“八百屋”だからこそ、この業界の物流を語る「資格」があるのです。
考えてみてください。 食材の中で、最も「物流」が難しい商材とは何でしょうか? それは、間違いなく「青果(野菜・果物)」です。
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「鮮度」が命。1日の遅れも許されない。
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「かさばる」。肉や魚に比べ、容積が圧倒的に大きく、積載効率が極めて悪い。
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「相場変動」が激しい。天候一つで価格と供給量が乱高下する。
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「規格」が不安定。工業製品のように形が整っていない。
酒類や乾物、冷凍品に比べ、「青果」は物流の“ラスボス”とも言える、最も難易度の高い商材です。 私たちベジクルは、この「最も難しい」商材で、「10,000店舗を超える飲食店」 への納品責任を、15年以上にわたり果たし続けてきました。
この「青果物流」という“地獄”をくぐり抜け、データ化し、効率化してきたノウハウこそが、ラクシーレの「物流ドリブンなマーケティング」 の揺るぎない基盤です。 肉・魚・酒類の物流は、青果の物流に比べれば、はるかにコントロールしやすい。 だからこそ、青果卸である私たちが、業界全体の「物流プラットフォーム」を構築できると確信しているのです。
第3章:“痛み”から生まれた、「本物」のソリューション
「IT企業」は、卸売業の“痛み”を知りません。 だから、彼らが提供するソリューションは、「便利なシステムツール」という“部分最適”になりがちです。
ラクシーレのソリューションは、すべてベジクル自身の「血と汗」から生まれています。
「未回収リスク保証」は、“恐怖”から生まれた
私たちが提供する「売掛金の未回収リスクなし!」 という“金融”機能。 これは、私たちが「ファクタリング」をやりたかったからではありません。 私たち自身が、「代金回収のリスクが不安」 という“恐怖”に、経営の根幹を揺るがされてきたからです。 「あの1件の焦げ付きがなければ…」という“地獄”を知っているからこそ、「与信リスクはラクシーレが引き受けます」 と断言できる、業界の“痛み”に寄り添った仕組みを創り上げました。
「手厚いサポート」は、“ITアレルギー”から生まれた
私たちが「パソコン操作に不慣れな方でも大丈夫!」 と、「人」による「手厚いサポート」 に異常なまでにこだわる理由。 それは、私たち自身が「FAX」と「電話」にまみれた“アナログな現場”の出身であり、卸売業の現場がいかに「ITアレルギー」かを痛いほど知っているからです。
「IT企業」は、立派な「システム」を売って終わりでしょう。 しかし、私たちは「システム」を売っているのではありません。 「システムを使いこなせるようになり、業務が本当にラクになるまでの“伴走サポート”」こそが、私たちの“本物”の商品なのです。
第4章:「下請け」ではなく、「対等なパートナー」として
これが、最も重要な違いです。 もし、巨大な「IT企業」がこの業界のプラットフォームを創ったとしたら。 その時、卸売業者の皆様の“立ち位置”は、どうなるでしょうか?
残念ながら、プラットフォームの「ルール」に従って食材を納品する、「下請け(Subcontractor)」や「サプライヤー」の一つとして、価格競争にさらされる未来が待っているかもしれません。
しかし、ラクシーレは違います。 ラクシーレは、「卸売業者(ベジクル)」が、すべての「卸売業者」 と、「対等なパートナー」 として、業界の非効率を“共に”解決するために創ったプラットフォームです。
私たちは、あなたの“痛み”を「理解」できます。 私たちは、あなたの「非効率な物流」を「儲かる資産」に変えるノウハウを持っています。 私たちは、あなたの「遊休資産(=加工ライン)」 を「新たな売上」に変えるマッチング力を持っています。
結論:「当事者」が創る、業界の未来
ラクシーレは、「IT企業」が卸売業者を“利用”して儲けるためのプラットフォームではありません。 「卸売業者」が、自らの手で「業界の“非効率”」を根絶し、飲食店様と共に「未来」へ進むためのプラットフォームです。
“当事者”が、自らの“痛み”を解決するために創り上げた、「本物」のDX(デジタルトランスフォーメーション)。 だからこそ、ラクシーレは「青果卸」という枠を超え、精肉も、鮮魚も、酒類も、すべての卸売業の皆様の「インフラ」になれると信じています。
“机上の空論”のDXに、いつまで付き合いますか? “当事者”が創る、“本物”の変革に、あなたも参加しませんか?
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