属人的物流は危険。卸売業の利益を生む「データ物流」と…

2025.11.02

ラクシーレ

属人的物流は危険。卸売業の利益を生む「データ物流」とは|ラクシーレ

「その新規客、運べますか?」 配送可否の判断に1週間…。卸売業の“属人的物流”が利益を蝕む理由。

 

新規の飲食店から問い合わせが入った。「ぜひ取引したい」と営業担当は意気込む。 しかし、その商談は「いったん持ち帰らせてください」と保留になります。

なぜか。 「その場所、今のルートで運べる?」 「あのエリアは確か、〇〇ドライバーの担当だったか…」 「彼が戻ってくるまで、判断ができない」

多くの食品卸売会社で、配送の可否(運べる・運べない)やルーティングが、特定のドライバーの経験と勘に「属人的」に任せられているケースは少なくありません。

その結果、どうなるか。 配送可否のジャッジメントだけで、平気で1週間とかかっていませんか?

お客様をお待たせしている間に商談の熱は冷め、競合他社に奪われる。これは、卸売業が直面している、非常に大きな「機会損失」です。 そして、その「判断の遅さ」の根本原因は、「配送コースの状況が普段から管理できていない」 ことにあるのかもしれません。

 

第1章:なぜ、あなたの会社は「判断」が遅いのか?― “属人的物流”のワナ

「あの道は〇〇さんが詳しい」「あのエリアは〇〇さんの担当」 ベテランドライバーの勘と経験は、確かに会社の貴重な資産です。しかし、その「勘」が、経営のブラックボックスを生み出しているとしたら?

1. 配送ルートの属人化

配送の可否や効率的なルートが、特定のドライバーの「頭の中」にしか存在しない。これは、その人がいなければ業務が回らない、非常に危険な状態です。新しいドライバーの教育にも時間がかかり、組織としての成長を妨げます。

2. 経営のブラックボックス化

経営者は、「配送コースごとの収益」を可視化できていますか? 自社配送であれ、外部の配送会社を利用している場合であれ、どのルートが儲かっていて、どのルートが赤字(=積載効率が悪く、コストだけかかっている)なのかを、正確に把握できていないケースがほとんどです。

「運べる・運べない」の判断が遅い会社は、総じてこの「配送コースの状況が普段から管理できていない」状態に陥っています。 勘と経験だけに頼った結果、非効率な配送ルートが放置され、知らず知らずのうちに利益を圧迫し続けるのです。

第2章:ベジクル(ラクシーレ)の常識― 「1営業日」で判断できる“データ物流”

一方で、ラクシーレの運営元である私たちベジクル株式会社では、その常識は全く異なります。

飲食店様からの配送可否の判断は、「1営業日」で完了します。 対面で商談する際には、その場で「お受けできます」と即時判断できるケースも少なくありません。お客様をお待たせすることなく、すぐに注文をお受けできるのです。

なぜ、そんな圧倒的なスピードが可能なのか? それは、私たちがドライバーの「勘」ではなく、「データ」で物流を経営しているからです。

  • コース状況の「可視化」 全配送コースの状況を、GoogleMapなどを活用して常にデータで可視化しています。「どこに、何時に配送しているか」が、ドライバーの頭の中ではなく、システム上にすべて存在します。

  • 収益性の「モニタリング」 「運賃比率(売上に対して物流コストが何%か)」「積載比率(トラックの荷台の何%が埋まっているか)」といった経営の重要指標を、コースごとに常時モニタリングしています。

この仕組みがあるため、経営陣や営業担当は、「今、どのルートに、どれだけ“空き”があるか」をリアルタイムで正確に把握できます。だから、判断が圧倒的に速いのです。

第3章:「物流ドリブンなマーケティング」という“攻め”の戦略

このデータ物流の仕組みは、単なるコスト削減(守り)のためだけにあるのではありません。 ベジクルは、このデータを「売上拡大(攻め)」にこそ活用しています。

私たちはこれを「物流ドリブンなマーケティング」と呼んでいます。

どういうことか? データ分析に基づき、「このエリアは積載率がまだ50%だ。もっとお客さんが欲しい」「このルートは非常に効率が良い」という戦略的な“穴場”が、経営上、明確になっています。

営業チームにはその情報が適宜連携されます。 営業は「あのエリアの積載量を増やすべくセールスを行ってほしい」という明確なミッションの基、ピンポイントで効率的な営業活動を行うことができます。

これは、闇雲に飛び込み営業をしたり、非効率な「飛び地」の顧客を獲得したりするのとは対極にある、利益を最大化するための「科学的な営業戦略」です。

第4章:卸事業者がラクシーレと組む「本当の価値」

「自社でこのようなデータ物流の仕組みをゼロから構築するのは、リソースも時間もかかって非現実的だ」 …そう思われたかもしれません。

その通りです。だからこそ、「ラクシーレ」 の価値があります。

ラクシーレは、このベジクルが長年かけて培ってきた「物流ドリブンなマーケティング」の仕組み、そのものの上で動いています。

私たちが「配送エリアやルートにマッチした配送効率の良い飲食店と取引可能!」 や、「御社の既存配送ルートにマッチしたお客様をご紹介します」 と自信を持ってお伝えできるのは、この高度なデータ経営が背景にあるからに他なりません。

ラクシーレのパートナーになるということは、御社が自前でこの高度な仕組みを構築せずとも、その“果実”である「効率的で、利益率の高い新規顧客」の紹介を、優先的に受けられるということです。

 

「加盟料は無料」 で、この仕組みに“相乗り”できるチャンスです。 既存の属人的な物流を続け、判断の遅さで「機会損失」を続けますか? それとも、ラクシーレという「データ物流」のプラットフォームに乗り、「新たな設備投資や人員を確保することなく」 、御社の配送ルートという“資産”を、科学的に最大化しませんか?

 

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