「最新!大田市場の青果動向」~価格や注目商品を徹底解…
2024.12.21
市場情報
「最新!大田市場の青果動向」~価格や注目商品を徹底解説~🍅🥬
🌟最新の週刊青果市場情報🌟
毎度ありがとうございます!年末が近づき、大田市場も活気にあふれていますが、今年は例年とは異なる厳しい状況が続いています。寒波の影響や生育不良が続き、青果市場の相場は引き続き高止まりの傾向にあります。ここでは最新の市場状況と今後の見通しをお伝えします!
📊今週の市場概況📊
今週の野菜相場は、全般に高値が続いています。特にキャベツやレタス、ブロッコリーなどの葉物野菜や果菜類が市場での注目ポイントとなっています。加工・業務用向けの需要が60%以上を占める中、契約仕入先からの供給不足が深刻で、多くの業者が市場調達へシフトしています。
特にキャベツやレタスでは、以下の要因が影響しています:
1️⃣ 生育期の高温:10月~11月の気温が高かったことで、結球異常や虫害が発生。正品率が低下し、出荷量が減少。
2️⃣ 育苗期の大雨:10月初頭の豪雨で定植が遅れ、生産量が大幅に減少。
これにより、青果業界では「今冬の相場は平年比を大きく上回る可能性が高い」との見方が強まっています。
🌟品目別の動向🌟
📈 値上がり傾向:
- ブロッコリー:+26%
- キャベツ:+25%
- じゃがいも:+11%
- なす:+7%
📉 値下がり傾向:
- にんじん:-16%
- トマト:-11%
🌿 その他品目:
- 小ネギ:+213%
- セロリ:+174%
- 菜花:+156%
特にブロッコリーやキャベツの天井知らずの値上がりには警戒が必要です。これらは加工向け需要が高く、供給不足の影響を受けやすい状況にあります。一方で、にんじんやトマトは一部で価格が下がり始めていますが、供給量が十分とは言えず、依然として高値を維持しています。
🍓果物の動向🍎
果物市場も年末に向けて動きが活発です。
🍓 いちご:+123%(品種別では「あまおう」が+129%)
🍎 りんご:+140%
🥝 キウイ:+134%
特にいちごは、クリスマス需要に伴い、価格がピークに達しています。来週後半には一部品薄となる可能性があり、早めの発注が推奨されます。
📅来週の見通し📅
🌡️ 天候と出荷状況:
クリスマス寒波が襲来する予報が出ています。主要な産地では最高気温が10度前後と低く、露地栽培の野菜には厳しい条件となりそうです。太平洋側では晴天が続く見込みですが、低温が生育を抑制するため、露地野菜の出荷量が増える見通しは立っていません。一方で、施設野菜は安定した供給が期待されています。
📈 市況の見通し:
全般に高値のまま年末を迎える可能性が高いです。外食や中食の需要が依然として堅調で、特に加工業務向け野菜の引き合いが強まっています。これにより、キャベツやレタスといった葉物野菜ではさらなる値上がりが懸念されます。消費者の需要が続く中で、供給不足が続けば価格の高騰は避けられません。
💡 注意点:
1月中旬まで品薄の状態が続く可能性があります。特にキャベツやレタス、京野菜(九条ねぎなど)は欠品のリスクが高いです。ご注文の際は早めの確保をおすすめします!
📝編集後記📝
2024年もいよいよ年末を迎え、市場の動向がさらに重要な局面を迎えています。この冬は、価格高騰の原因となる要因が複数重なり、野菜や果物の供給が厳しい状況が続いています。特に、加工業務向け野菜を中心とした市場の動向を注視し、迅速な対応を心がけていきたいと思います。
新しい年に向けて、引き続き皆さまのビジネスをサポートできるよう、最善を尽くしてまいります!お問い合わせやご相談がありましたら、どうぞお気軽にお声がけください😊